未曾有の脅威が、人類を襲っています。
第三次世界大戦は人と人との戦争ではなくて、未知のウイルスとの戦争でした。
ウイルスの出どころが注視されていますが、どういう経緯であれウイルスは人に感染を広
げ、死に至らしめる事実は揺らぎません。
この数か月で、感染者は300万人を超え、死者は21万人を超えました。 出来る限りの、
処置と対策をしての結果です。
何もしなかったならば、何も出来ない時代であったならばと考えると戦慄が走ります。
ウイルスに限らず人類は、数多の疫病(伝染病)と戦ってきた歴史があります。
コレラ、結核、インフルエンザなど未だに終息はしていません。
それによる世界の死者は、余りにも多すぎて記する事が出来ないくらいです。
世界的な大流行は終わりつつあるものの、菌がなくなった訳では
ありません。 自然由来のものですから、条件が揃えばまた再燃の恐れは常に存在してい
ます。
第二次世界大戦の死者は、8000万人から8500万人とされています。
非常に多くの人が、戦禍の犠牲になりました。
人的な第三次世界大戦が勃発した場合、間違いなく人類は終焉を迎えます。
77億人を超える人類が、虚と化してしまうのです。
武力を使う戦争は、人間の良心で防ぐ事が出来ます。 ですから、第三次世界大戦は明日
起こるかも知れないし、人類がその遺伝子を終えるまで怒らないかも知れない択一の世界
となっています。
人類に繰り返し起こる伝染病は、人類に対する警鐘だと思います。
武器によらずとも、人は死んでいく恐ろしさを教えています。
その幾多の困難を乗り越えて、人類は今ここに在ります。 目に見えない敵と、戦ってき
た歴史があります。
今回も、人類はこの見えない敵と戦いを始めました。
人が人を殺すのではなく、人が人を助けるのです。
そのような歴史から、人類の滅亡は人と人との戦争ではなく、他の原因で滅亡するかもし
れないとも言われています。
小惑星や他の天体が、地球に衝突する確率はゼロではありません。
そう言うことがあったとしても、その時に既に人類は地上に存在しないのです。
ですから、今このウイルスとの戦いを決して疎かにしては行けません。
ウイルスに対する無知と無謀な行動が、人類の滅亡へと繋がってしまうことを忘れないで
下さい。
あなたの意識が、大切な人の命を守ります。