安倍元総理が凶弾に倒れたのは7月8日。
岸田総理が国葬を表明したのが、7月14日。
なんと、1週間も経っていない。
いわば、ドタバタドタバタと混乱も収まらないうちに表明したことになります。
この迅速さはただ事ではありません。
そして24日には閣議決定でピリオドを打っています。
表明してから10日観で閣議決定、凶行からは16日という早さです。
これは、安倍元総理が凶弾に倒れたその日かその翌日ぐらいに
腹を決めていないと無理でしょう。
これでは、国民の総意どころかその代表である政党各派の意見も
無視した行動になりますね。
先ずは、先手を打ち反対を封じること。
その為には、安倍派が納得する国葬を打ち上げないといけません。
これで、安倍派の意見は封じ込められるはず。
尚且つ、現政権への非難も抑えられ評価すら得られるかも知れない。
政権転覆を封じ込めるには、野党も封じ込めることが必須事項ですね。
足元を掬えば、それもまた防げるでしょう。
国民の意見は、おそらくは半分賛成半分反対と踏む。
ならば、先手必勝で国民が哀悼の意をもって献花しているときに
手を打とう。 そうすれば、多くの人は反対しないでしょう。
何か言われたら、賛否両論は承知と言えば済むことだし。
弔問外交という事もあるし。 これには国民も反対しないでしょう。
そもそも、政治的には宿敵の相手なのに何故と疑問がわく前に決めてしまったのです。
政治と人は別と言うならば、国葬は全く必要がないし政治なら、
各党に諮るのが筋ですね。
個人的には、この一連の行為で政権は終わったと考えます。
国民の支持はどうでしょうか。
このごり押しの決定に満足するでしょうか。
そうでなくとも政教分離、また政治と宗教癒着も明るみに出てきています。
その宗教問題が明るみに出た今ならば、国民の反対は頂点に達すると思います。
犯人の行為は決して許されることではありませんが、
誤解を招く事はあったと言えます。
総理在任期間がいくら長いと言えど、それと結果は全く別物だと思っています。
私は、安倍元総理の功績は評価しません。
職責放棄やら、コロナ対応などマイナス面が目につきます。
コロナ対応は、最初から最後まで駄目だったと言って過言ではありません。
それが今まで糸を引いています。
人的にはどうか知りませんが、政治家としては評価に値できないと思ってます。
国葬なんてとんでもないと思っていますよ。
岸田総理の一連の行動は、理解はできますね。
これしか最善の策はないと踏んだのでしょう。
安倍元総理は当然ながら総理ではないし、もう過去の人。
自分が生き残る為には、仕方のないことなのかも知れません。
岸田総理は、転ばぬ先の杖を選択しました。
政界は魑魅魍魎に溢れています。
次の内閣改変には、安倍派の色は是非とも消し去って貰いたい。
行くも地獄戻るも地獄。
ならば、まっとうな道を進むべき。
あの、ブルー・ポケットブック
心して国民の声を刻もう。