政治家は当選してなんぼの世界。 えげつない戦略は報道の通りです。
自民党は、自営業=会社=事業が支持層。医療機関や医師もそうです。
経済を回さないと、国が亡びると言うまことしやかな論理がそうなのです。
かつて武士(=政治家)が身分制度の最上位でありました。
士農工商です。
武士の次に来るのが農(=農業・漁業)なのですが、
これはとんでもない出鱈目です。 何故二番目に位置しているかと言うと。
年貢です年貢(=税金)、当時の日本の大多数は農業でした。
その農業から年貢を取り立てないと、政治がうまくいかないつまりは潤わない。
だから建前でそう唱えたのです。 決して大事にするわけでも尊敬でもありません。
実際に懐を肥やしたのは、最下位である商人であることは周知の事実です。
現在は露骨に士商工農、商売(=事業やら自営)を第一優先にしています。
自民党の多くの議員は、会社なり事業なりの出身で占めています。
この系図が変わらない限り、世の中は平等にはなりません。
クマ対策も然り、国の大半はクマが住んでおらずクマ対策の必要もありません。
ですから、クマ対策をすれば逆に政府の支持が落ちる可能性もあるのです。
しかし、よくよく考えれば
有事は限定的に始まります。 特定の地域が先ずやられるでしょう。
そういう事態を、対岸の火事と眺めるほど日本は広くありません。
今、クマ被害で悩んでいる国民も農民も同じ日本人であり納税者なのです。
経済経済と連呼する岸田政権に、農民や弱者を守る心があるのか
今問われています。
見栄やハッタリでは、真の支持は得られません。
月光仮面は現れそうにないけど、他にましな人がと思う人が多くなったら
政権は終わりです。
クマ被害もクマ対策も、自治体に丸投げ。 この事実は消えません。