あれよあれよと言う間に、ソニーα、キヤノンkissX、ニコンD-80、ペンタックスK-10Dの1000万画素機が発売もしくは発表されてしまいました。
随分と長い間普及型は600万画素が主流だったことを考えると隔世の感があります。
パソコンの高性能・低価格化、メモリの低価格化が高画質化に拍車をかけたと考えられます。
この分だと年内は1000万画素で推移し、来年以降は1500万画素に移行するかも知れませんね。
全ての一眼レフが、APSサイズからフルサイズになる日もそう遠い将来ではなさそうです。
一眼レフの命はファインダーですから、是非とも従来の視野の広い明るいファインダーは復活してもらいたいと思います。いくら出来上がりの写真が素晴らしくとも、ファインダーがちゃちだとダメなのです。本当にダメなのです。設計者の良心を疑うのです。
この人は本気でカメラ造っているのかと心底思うのです。「貧乏人は小さな画面で我慢」ではイケナイのです。
いままでポジフィルムはプロの独壇場でしたが、デジタル化によってそれは根底から覆させられました。全くの初心者でも何の苦も無くポジ画像を得る事ができます。パソコン音痴のプロ写真家はアマチュアに後塵を拝することになりかねません。
しかし、それで良いのです。
今まで多くの写真好きの人たちが、思い通りの写真が撮れないばかりに写真をあきらめてしまっていました。それは、カメラメーカー及びフィルムメーカーの責任でもあります。
見たとおりに写らなければ写真機とは云えません。フィルムも然りです。
そんな時代が連綿と続いて来たのです。
ファインダーで覗いた画像と出来上がりの画像が異なるのは100%メーカーの責任と言えましょう。
そんな時代も変わりつつあるのです。まさにメーカーの面目躍如たる処でしょう。
明らかに今のデジタル一眼レフは、以前のアナログ機より出来の良い写真が撮れます。
これは非常に喜ばしいことです。