ご存知リコーの優れものカメラ、GRデジタルがモデルチェンジをして発売されました。
画素がカプリオと同じ1000万画素になった他、レンズには変更がありません。
1200万画素にしなかったのは、それなりの画策があったのでしょう。発売価格は8万円程度とされています。この価格では一眼レフが買えてしまいます。別売の外付けファインダーを付けると10万円は超えてしまいます。
それ故、プロフェッショナル御用達のような宣伝文句になります。しかし、このカメラはプロ用のカメラではありませんし、プロのサブカメラでもありません。
28ミリと固定焦点で、ある意味使いにくいのでまあマニアックなカメラという位置づけにはなるでしょう。一眼レフで28ミリオンリーで使用する場合もありますが、どうしてもボデイの大きさが邪魔になることがあります。
そんな時に使えるカメラの雄、それがリコーのGRデジタルです。
しかし、その価格を見ると尻込みしてしまいます。撮影に行く時は誰でもそれなりに装備を充実させて行くでしょうから、いくら優秀でもコンパクトカメラのみで撮影に向かうことは順当ではありません。28ミリの画角は日常にはやや広角過ぎるきらいがあります。
それでも、
欲しいと誰でも思うことでしょう。このカメラはサブカメラではありません、メインで使うカメラとして誰もが考えます。だから、誰もが悩むカメラと言う事になるのです。
発色や画像の感じは普通のコンパクトカメラとは全く異なる傾向で、好ましいものと感じました。解像度の感じは、画素が増えたとは言え大差ありません。
こう性能が逼迫して来ると、
小さいことが良いことなのか、大きいことが良い事なのか判断ができません。
困りましたねぇ。
まさに悩み多きカメラがリファインして登場しました。
お金持ち諸氏、買わねば!