とうとう11月に35ミリフルサイズ一眼レフカメラ2000万画素機が登場するようです。コンパクト機でも1200万画素の時代になりました。ソニーはCMOSのAPS-Cサイズ用有効1200万画素を超えるセンサーを開発販売を始めました。どうやら次期α機は1200万画素機になって登場と予測されます。
キヤノンがフルサイズの2000万画素オーバーですので、ソニーのハイエンド機はフルサイズのCMOSセンサーの開発を待って登場の可能性があります。ハイエンド機は安価にする必要はありませんので、ソニーの技術をもってすればフルサイズ化は困難ではないと推察されます。
写真を鑑賞のレベルにするにはやはり高画素化が必須と思います。
聞くところによりますと、シグマSD-14の解像力はCCDやCMOSの1500万画素程度とほぼ同様とのこと。
2000万画素機ならそれを凌駕することになります。
個人的には、シグマ採用のFOVEONセンサーの画質が好きなのでさらなる高画素化を期待しています。
メーカーはAPS規格の方がレンズを小さくできてメリットがあると言いますが、違いますね。
いいのがれですね。所詮フルサイズにはかなわないのです。
いまやテレビも35ミリフルサイズと同様の画面サイズです。流れは4:3ではありませんよね。フルサイズに戻れば、それこそ過去の資源がすべて有効になります。そういう面でキャノンの進むべき道は正しいですね。一眼レフの原点は35ミリフルサイズにあって他にはありません。35ミリフルサイズなら4000万画素も可能でしょう。メモリも内蔵で50ギガや100ギガは可能なはず、コストを考えずにまず実行してもらいたいと思います。
ソニーは後発のメーカーだけど、半導体や他の技術では何歩も先を行けるメーカーと思います。
なにせレンズメーカーのシグマが凄いカメラを造れるのだから頑張らなければね。
とある情報によるとニコンがFOVEONセンサーのようにローパスフィルターの不要なフルカラーRGBの特許を出願したそうです。従来のローパスフィルター装着のセンサーでは空間周波数特性が良くなく、本来のセンサーの実力が発揮できていません。ローパスフィルターは単結晶の加工が施されたフィルターですから、張りあわせが数面になればその倍だけ光が反射することになります。
まあ、そんな後処理の面倒なことはやっぱり止めましょうと言う事でしょう。これが実用化されれば、鬼に金棒・・・他メーカー真っ青と言うこと間違いないでしょう。キヤノンも開発を急がねばならないでしょう。
当然ソニーもそのようなローパスフィルター不要のセンサーを早急に開発しないと二強には置いて行かれます。シグマ採用のFOVEONセンサーもフルサイズに対応しなければこれまでともなりかねません。FOVEONの一層の健闘を願う次第です。
情報によりますと、とうとうニコンも11月に35ミリフルサイズのCMOSセンサーを搭載したフラッグシップ機を出すそうです。ニコンD3とのことで60万円弱とのことです。1200万画素とのことですが上記フルカラーRGBではないと考えられます。サイズも見た目もD2の後継機となっています。同時にD200の後継機D300が発売予定でこちらも実質D200のモデルチェンジ機で見た目もそれほどかわりませんが、画素は1200万画素オーバーと発表されました。価格は20万円代前半となっています。
ニコンのレンズを持っていた多くのファン待望のカメラの登場と言えます。ただD3はプロ用で1.2キロ以上はありますので一般的ではありません。D300がフルサイズでないのは残念ですが、フルサイズのお手頃価格品の登場もそう遠くないと思われます。なにせ自社製センサーですからね、量産しないと元はとれませんから・・・。ソニーも高性能なC-MOSセンサーを開発したのですから、一刻も早くフルサイズ機を開発して貰いたいと思います。