重くないと売れないから。
これは当たっているかも・・・。
アンプは長い間高出力に挑戦してきた。真空管時代も、トランジスター時代もそうである。大出力には安定した電源が必要。
電源には最も重いトランスがあり、それが大きくなるとコンデンサーも大きくなる。ステレオの場合電源供給に個別にトランスを宛がうのは当然でトランスが二基のことも多い。それを支えるシャーシは頑丈になる。熱を逃がすヒートシンクも巨大になる。つまりに、大出力ほど重くなる。
CDプレーヤーにしても同じ。CDプレーヤーは回転部分のメカニズムがあるので、この部分が弱いと再生音質に影響が出るのだ。
それで、できるだけ頑丈に作る。これらの対策が弱いほどコストは下がる。
重いと安心する傾向がユーザーにはあるのだ。
熱の排除と、振動の排除それが重くなる理由である。軽くして振動を避ける方法はないから当然の成り行きとなる。
接続コードを抜き差しで本体が動くような軽さは、少々不安になるのも事実だ。それ位で動くのは振動にも弱いだろう。
マッキントッシュ ハイブリッドプリメインアンプ MA12000 凡そ260万円
重量は48.9キログラム
※画像はヨドバシカメラ様のホームページより引用致しました。
B&W 801D4 スピーカーシステム 352万円~(1本) 100.6キログラム