世の中のことはほぼ全て、尺度(ものさし)で測り決められている。
この尺度が間違ってると、大変な勘違いを生み出します。
コロナ定点がその悪しき例です。
物差しのメモリが大雑把なら、全てがなだらかになります。
あーっ、たいしたことないなと言うことにもなるのです。
粗い物差しだと、山はなだらか。 逼迫は感じられません。
まあ、目が粗いと全てが埋もれてしまいます。 登れないほど急峻な壁が、なだらかな丘
になってしまうのです。こんな粗いグラフを見ていたら、コロナは大したことないと
思ってしまいますよね。 マジックなのです。
横軸は日にちなので一定ですが、
縦軸は数字なのでいくらでも増減できます。
定点でも全数でも、相似であり抜粋なので同じような形になるのは当たり前。
だからと言って定点で発表するのは、まやかし以外の何物でもないでしょう。
毎日10万人が感染していると言うデータもあります。
公費負担がなくなれば、罹患しても病院には行きませんね。
持して死を待つ、と言う状況がやがてやってくるでしょう。
弱者がバタバタと亡くなり、気が付いたら高齢化社会どころか
少子化社会になって人口は激減した、と言う時代がもうじきやってきます。
人と人との戦争は分かりやすいが、目に見えないコロナとの戦争は
どうしようもありません。
分かりにくいだけに、誤魔化しも良く効きます。
各々、ご油断召されるな!
尺度を変えると、こうなります。
東京都定点観測 医療機関報告感染者数(1週間)
1514人 10/2-10/8
東京都定点観測 医療機関平均感染者数(1週間ごとの平均値)
3.62人 10/2-10/8
全国定点観測 医療機関報告感染者数(1週間)
43705人 9/25-10/1
全国定点観測 医療機関平均感染者数(1週間ごとの平均値)
5.20人 102-10/8