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若い人は知らない曲ですね。 かつてのアイドル、山口百恵の曲です。1980年の曲で
す。 もう40年も前になるのですね。
歌詞も良いし、曲も良い。 昭和は捨てたものじゃないと思います。 山口百恵はこの曲
を最後に、引退しました。
6分と言う長い曲です。
この曲早く弾く曲ではありません、ぷりんと楽譜上級模範演奏はチョット残念な感じ。
歌詞を噛みしめて歌う、山口百恵の雰囲気ではありません。
この曲に限らず、YouTube模範演奏数多くありますが、これ違うんじゃないかなと言う演
奏はかなり存在します。
ピアノを弾くのはいくら上手でも、それは職人。 作家にはなれません。 しかし、歌っ
ている人は職人ではないのでね。 それを汲み取れるかどうか、
ピアノの演奏は難しいですよね。 そういう意味で捉えると、誰もが知っている歌謡曲や
ポップスは、クラシック音楽より数段難しいです。
クラシック音楽には楽譜しか存在しませんが、歌謡曲やポップスはそのニュアンスまでが
心に沁みついているのです。
伝説のラストステージ。最後の曲を歌い終わった山口百恵は、マイクをステージの真ん中
に置いて静かに去っていきます。
もうマイクを握って歌うことはありません、そう言う強いメッセージでした。 いまでは
引退ステージの常套になっているようですが、山口百恵が最初でした。
わずか7年間と言う短さでしたね。 山口百恵はもう歌わないけど、その曲は永遠に歌い継
がれていくことでしょう。
こちらの中にありました。
YouTube模範演奏などとは、まるでアレンジが異なります。