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大概の曲をスラスラ弾ける人には、全く関係ないピアノ上達のピラミッド構造。 ピアノは習うものであり、練習するもの、そして勉強するもの。
しかし、世の中にはそのような人ばかりがピアノをやってる訳ではないと思います。
そうならば、大人のピアノ楽譜など出るはずもありません。
ピアノを弾けるようになるには、何を置いても先生について習うこと。
これにつきます。 これ以外はない、と言っても過言ではありませんね
。
しかしながら、当ホームページの管理人は先生に習ったことはありません。
多分にこれからも無いと、思います・・・。
音符も読めない、音楽の成績は最悪・・・、ピアノはオルガンと言うのがあったねと言う
ぐらいに無知。 当然ながらクラシック音楽は無知の世界。
そんな私が、何を血迷ったかピアノに目覚めたのです・・・(;´Д`)。 音楽無知がために、楽譜に記された記号やら何やらを理解することが大変でした。
もちろん、未だに勉強中です。
ピアノは10本の指で弾くという超難関の楽器。 しかも88鍵盤と音数が多い・・・。
もっとも大変なのは、譜読みではなく指使い・・・。
習うならば運指は常套手段、されど独学に運指は鬼のようにはだかります・・・(-_-;)。
さらに立ちはだかる左手の壁。 そうです、習うなら基礎からなのです。
教本通り、順を追ってコツコツやれば難なく出来るようになるものばかりなのです。
先生には習いませんが、YouTubeなどでピアノ演奏を見て運指や指使いを学びます。
そこで、運指の合理的な配分と指使いを学びます。
でたらめな運指や指使いに比べ、
何と無駄のない美しい動きなのかと感心する訳です・・・(*^^*)。
そして、和音(重音)とオクターブです。
和音と重音は頼まなくても、「英雄ポロネーズ」やら「乙女の祈り」、
はたまたリチャードクレイダーマンの「愛のコンチェルト」などには
ふんだんに出てきますから教本とします。
弾ける弾けないではありません、あまたある楽曲は教本そのもの
なのですね。
そしてネットでのブログなどの記事・意見を参考にします。
ネットにはピアノ教室をやっている人の記事もあり、これも大変に参考になるものです。
試行錯誤の末に、学ぶのに見栄も外聞も必要ないとの考えで、
楽譜のカナ振りを始めました。 全ての音にカナを振ります。
よーく考えると、オタマジャクシは記号でありただ単に文字で置き換えただけと言う
事に過ぎません。
世界共通ではないけれど、日本語ならば日本人に理解ができる・・・。
そういう意味では、見た目を除けば何ら問題はありません。
見慣れた記号(音符)ではないだけに違和感ありですが・・・(-_-;)。
楽譜のカナ振りは、和音やスケール、調号の多い少ないで大変です。
楽譜と言うのは、音符での記載でしか考えていませんから煩雑になりますね。
ピアノ協奏曲など、数十ページにわたるもののカナ振りは非常に大変です。
しかしながら、カナ振りは読譜なのです。
誰もがしている譜読みと変わりません。
とても手間がかかり、目にも腕にも良くありません・・・(>_<)。
しかし、これもまたひとつの手段なのですね。
考えてみれば、習った方がずっと楽かも知れませんね。
ですから、冒頭に何を置いても習うことと書きました。
道は最短の直線だけではなく、曲がりくねった遠回りの道もあまたある訳で、
そこには大きな出会いがあるかも知れませんし、発見があるかも知れません。
ピアノ独学の道は、果てしない道。