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ポピュラー音楽には、映画音楽、イージーリスニング、ジャズ、その他洋楽インスツルメンタルのジャンルがあると思います。
ピアノ楽譜は、元々がピアノであるケースはほとんどなく、音源からピアノ用に書き起こすのが普通ですね。 冬のソナタのように、ドラマの中で
ピアノの音楽が流れているものは、ほぼオリジナルのようなピアノ楽譜となります。 いづれにせよ、音源から人が聞き写す事になります。
メロディーラインはどの楽譜でも大差なく、異なるのは左手部分ですね。 この部分はオーケストラだったりしますからピアノで賄うには、
編曲の力量が必要ですね。 楽譜は中級レベルとして発売されるのが多く、上級アレンジと言う楽譜もありますね。
アレンジすればするほど、オリジナルからは離れて行ってしまいます・・・(>_<)。 面倒くさいアレンジは、弾く方も聞く方も面倒くさいです。
楽譜の音符の数などは、日本の楽曲も大差ないので載せました。
ご覧のように、クラシック音楽に比べ圧倒的に音符が少ないですね。
クラシックはタイルのように、隙間なく音符を敷き詰めたような感じ・・・。
ピアノは弦楽器と異なり、持続音が出ないので、隙間を埋める方向に
なるのですね。 ですからイージーリスニングや歌謡曲のように、
音を持続させる曲は基本苦手なのです・・・。
そのアンバランスを補完するために、曲間のスケールや重音、オクターブ
などで描くようです。 ハナミズキやアシタカとサンは。メロディーラインが
冗長なので、左手部分を隙間なくアルペジオで埋めます・・・(^^♪。
基本、メロデイーラインが冗長な曲は、下が忙しいと思って間違いありません。
テンポの速い曲は、そういう事はありませんね。
洋楽や邦楽に比べクラシックは、
何て忙しい曲ばかりなんだろうと思いますね・・・(-_-;)。
「エリーゼのために」ですら・・・物凄く速いです・・・(>_<)。 幻想即興曲などは
、そんなに急いでどこに行くという感じですね・・・。
速い曲ほど技巧がいりますが、
ただ打鍵している域をなかなか脱せませんよね・・・(弾けないけど(-_-;))。