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大人のピアノ習得は教える方にとっても、教えられる方にとっても一筋縄では行きませ
ん。 教える側は、そう言う生徒だと割り切れば仕事になるわけですが、教えられる方は
たまったものではありません。
大人と大人、考えが違う者同士なので分かりあうことは難しいと思います。
日韓関係のように、首脳同士が笑って握手するのに似ています。
どちらも本音を出しません。 出してはいけない、大人のルールなのです。
それが実は、非常に学習の進捗を阻害します。 分からないものに分からせる不合理。
分かりたいのに分からない不合理。
それじゃないピアノ、症候群が渦巻く世界です。 どちらかが一歩引けば、丸く収まります
。 しかし、丸く収めてどーすると思いませんか。
がちでバトルをしてこそ、道は開けると思います。 流されてはいけません。
良く教えるとか教えられるとか言いますが、それは最も危険ですね。
受動体は中々身に付きません。 なおかつ、真理が分かりません、聞いて覚えるだけだか
ら・・・。 何もせず、自分の弾きたい曲を弾いてもらうことが最も勉強になると思いま
す。 そう、あなたがYouTubeなどで、何度も何度も繰り返し聞いたように。 生徒はた
だひたすらに聞けば良い・・・。
そして、見て聞いて覚えるのです。 本人の気持ち次第ですが、それも習得方法ですね。
目は口程に物を言う方式ですね。
まあ、これは全く現実的ではありません。 とは言うものの大人のピアノ、学習は学校形
式ののそれじゃダメなのです。 予習も復習も。弾いてみて・・・。も人にはあまり効き
目がありません。 家で何をやったかのチエックなんて望んでませんよね。 それを披露す
ることも大人には気が重いのです。
今の出来栄えを披露するのじゃなくて、習いに行ったからには奪って来ましょう。
病院に行くと張り紙が・・・。 医者と患者のより良い関係・・・ですって・・・(>_<)。
患者は時にわがままで無理難題を言う。 治らないからと文句を言う。
治してもらいに来ているのに、あれこれ文句ばかり。 待ち時間が長いの、言い方がどう
のと・・・。 だったら来るな・・・とは言えないので張り紙です。
ピアノと人間、はたまた先生と生徒・・・。 世の中で何が問題かと言うと、先生と生
徒、先生と患者、社長と社員・・・。 上から目線は嫌われますね。
その逆もしかり。 より良い関係を構築しない限り、どこかの国の関係と同じように
なってしまいます。
ピアノに対しても同じ。 ピアノはピカピカにしていますか。 ピアノの上に、色々乗っ
けていませんか。 ピアノはどこに置いていますか。
最も良く鳴ってくれる所に置いていますか。 えっ? ピアノにそんなの必要ないですっ
て。 あなた、ピアノともより良い関係が必要なのですよ。
ピアノは、あなたの思いを奏でてくれる大事な伴侶です。
大事にしましょう。