手に入れた個体はレンズの前玉や後玉はきれいなものの、 内部はかなりゴミと言うかキズなど劣化が激しい状態です。 テストしましたが、それほどコントラストの低下も感じられずこの年代の中古レンズとしては中庸なものでした。 と、ここまでは前回6月のレポートでありました。暫くぶりに再検証です。 カメラD90。RAW。マニュアル露出。 露出は1枚目、3枚目のみプラス補正。シャープネスはナチュラルファイン(WEB可視上の劣化を補うため) 彩度は20%プラス(これも記憶色にやや近づけるため)しております。 |
ピントの合っているところはなかなかにシャープ。軸上収差が残存しており高輝度の被写体は色が滲むので、 今回のような曇天は都合が良い。何より当個体は、経年劣化のためズームリングがスカスカなので撮影は大変。 絞り5.6。1/160秒。プラス0.7補正。曇天。 |
開放値でのボケを見ます。ピントは花の後ろにあってます。絞り開放F3.5。1/100秒。曇天。 |
かなり暗かったので微妙にぶれがある。絞りF5.6。1/160秒。プラス1補正。曇天。 |
ゲストによる撮影。初めてのマニュアルレンズなのに撮れている・・・・・。しかも逆光で暗いのに・・・・。 絞りF5.6。1/160秒。 |
ニッコールでないニコンのレンズと言えばニコンEシリーズのレンズですね。Eシリーズとは1979年から1981年にかけて、ニコンEMカメラのために企画発売された新基軸のレンズ群を言います。tokyoはこのレンズ発売の頃はニコン党ではなかったので気にもしてませんでした。
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やはり後ボケは非常に良いと思います。前ボケも嫌味がなく良好です。
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セル2 |
<参考> |