ニコンレンズは1992年、Dタイプレンズを発売します。 カメラはF90が同時に発売されます。 この28-70mmは前年に発売されたSタイプレンズをDタイプ仕様にしたものです。 ロゴは全てプリントのチープな仕様ですが、 レンズに手抜きは見られません。 恐らくF90のキットレンズであったのでしょう。 マウントこそ金属ですがシリアルナンバーは 目立つ所には刻印されておりません。 7群8枚構成。 重量355g 最短撮影距離0.4m 発売時価格:45.000円 |
355グラムという重さは、軽すぎず丁度良い。
またフイルター径も52mmでコンパクトです。
このようなプラスチックを多用したレンズが、
この頃から非常に多くなってきます。
もちろん、頑丈な大口径レンズもあるわけで
棲み分けが出来てきたとも言えるでしょう。
まあニコン党にも恐らく人気がないこのレンズを
実は随分と探していたのです。理由は、光学性能です。
某テストレポートによるとすこぶる性能が良い。
それでずーっと探していたのです。
こういう普及型のレンズは誰もが使うものだから、画質に妥協は許されないのです。ボケとかなんちゃらはどうでもよいのです。つまり兎に角良く写らないとカメラが売れないのです。コストを徹底的に削っていますが、光学性能はそれなりに頑張るのです。
実はそんな拘りがニコンだったりします。
それは、昨今のエントリー機のレンズにも生きています。
ニコンレンズは、高くても安くても写るのです
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