開放値F2.8と明るい広角レンズ。 現在も販売されている、大変に息の長い製品です。 レンズ構成が同じAFも発売されています。 9群12枚構成。 最短撮影距離25cm。 フイルター径62mm。 重量260g。 発売時価格:\68,000。 販売価格:\102,500。(税抜き) |
レンズフードは、お皿のように平らな
被せ型です。見た目が大きいので、このコンパクトなレンズには似合いません。
フード径は62mmですが、本体の大きさは50mmなどとほとんど変りません。やや大きい程度です。
重量もほとんど変りません。
APS-Cだと30mmと非常に使いやすい画角ですが、
本来は20mmの超広角として使うべきですね。
周辺の光量落ちは必須ですが、レンズの性格上いたし方ありません。この味を生かすのが使い方になります。
文字はは外周に刻まれています。
20mm自体はニッコールオートの時代からありますが、開放値が2.8になったのは1984年。Ai方式になって5年目でありました。
1981年発売の、Ai20mmF3.5Sの後継製品です。
このレンズはF8位が一番解像度が高いようです。
開放付近は高くなく、絞り込んでも改善はされません。
APS-Cカメラとの相性は未知数です。
D90での使用では、倍率色収差が盛大にでました。
修理完了後の写真。
前玉、後玉交換、オーバーホール。
もう別物なので、
シリアルは新シリアルに。
費用は3万円以上したと思います。