ドラセナ・ジェレは、幸福の木とユッカを掛け合わせて出来た新種なんだそう。
あまり出回っていないようです。 購入時は1メートル位でしたが、今は2メートル
を超えています。
鉢にはは数本が植えられており、そのほとんどは生長点が切られています。
ユッカも幸福の木も、同様に生長点が切られて売られています。
生長が早いようです。
ドラセナ・ジェレの花は、夕方から咲き始め芳香を放ち翌朝には止まります。
全てが一度に咲くわけではないので、全てが咲き終わるまで芳香は続きます。
毎日同じ時間に匂いますが、同じ花が閉じたり開いたりするわけではありません。
多くの夜咲く花のように、花は一日花です。
ドラセナ類は熱帯地方のジャングル等に生息し、虫等は熱さを避けて夜に行動します。
それが夜咲く理由であり、強い芳香と白い花はより目立つようにと言う
生存戦略だと言います。 開花までは、5年とも10年15年とも言われ非常に長いのです。
強い芳香の理由は、あふれるほどの樹液が理由です。 朝になり花が開いていても
匂いが少なくなるのは、この樹液の供給が止まるからだと思います。
昨年は匂いに耐えられず、花の終わりを待たず切ってしまいましたが
今年は、切るのも忍びなく憂慮の末対策を施しました。
午後13時時点で閉じている蕾が、15時では開いています。
枯れた花を引き抜くと、樹液が落ちてきます。
朝8時過ぎと11時の写真。 蕾が開き始めていいます。
13時には、蕾が開きました。 この時点で、強い芳香はありません。
芳香対策。 ビニール袋に数か所穴をあけ被せました。
これで匂いは激減されました。
23日13:03 23日15:38
ドラセナ・ジェレ 花後1日の状態。(※コントラスト強調しています)
花に開閉する能力はなく、そのまま萎れていきます。
咲かずに残った蕾が、次に開花します。
翌日の様子。 丸印の蕾は未開花の蕾。 前日咲いた花は萎れています。
26日現在まだ蕾が残っていますが、数えられるくらい。 10本とかその位。
あとは茶色に枯れています。