十数年に一度しか咲かないドラセナの花ですが、
花が咲くと思っていないのでその唐突さに驚かされます。
蕾が出来てから茎はぐんぐん伸びて50センチ位になります。
伸びきった辺りで花芽も伸びて開花します。
熱帯地方の生態で、花は夜開き日中は閉じます。
夜に咲くので花は大概が白のようです。 夜という特性で強烈な匂いを発します。
決して嫌な匂いではなく、甘い香りと言っても良いでしょう。
決まって夕方5時過ぎに開花するので、その匂いで開花が分かります。
早ければ午後2時過ぎには開花します。 朝には花は閉じて匂いはしなくなります。
多分にこのドラセナは、十数年間もじっと周囲の状況を窺ってるのだと思います。
安全とみて、満を持して花を咲かせるのでしょう。
ドラセナ・ジェレは2メートル以上に伸びますが、そのてっぺんに花の蕾が出来ます。
中々気づきにくいです。
我が家のドラセナ・ジェレは、概ね4月7日か少し前に芽が出たと推定されます。
蕾と茎は、1週間もすれば誰もが気づく高さに成長します。
花は数日で茶色に枯れ始めますが、全てが枯れ終わるには暫く日にちがかかるようです。
家人より匂いの強さのクレームがつき風除室に出しましたが、
寒さで一日にして葉が枯れ始めてしまいました。
それで止む無く花を切ることにしました。最後まで咲き尽くす事は出来ませんでしたが、
1週間は咲いたことになります。
蕾より、およそ21日間でした。
この木が枯れずにいれば、次の開花はは十数年後でしょうか。
蕾の付き始めは4月7日位
4月9日
4月9日
4月13日
4月18日
4月21日
4月26日 10時58分
4月26日 17時52分
4月26日 10時58分(拡大) 花は数日咲き、部分的に枯れていきます。