曙ハウス 2010.2.15
谷根千というのだそうな。
いやいや全く興味が無かった。何度も行っているのに。谷中と根津と千駄木、略して谷根千ただそれだけです。 なんだかなあ。 それはそうと、フイルムを取り込んだ写真を探していたら、曙ハウスがあった。 ここは何度も撮影した。残念ながら路地が狭く、誰が撮っても同じような写真になってしまう。 それが嫌で真面目に撮ろうとしたことがない。だから、解体された時は吃驚した。また失敗をしたと思ったものです。 もう二度とあのアパートの原点みたいな建物は撮れないのです。 |
いつも行く時は天気が良いので、
曙ハウスの撮影には難儀した。
コントラストが強くて潰れるのです。
これはこれで良いのかもしれないが、
でも
影が強すぎますなあ。
曇天ならこうはならない。
ただ、
見えたからと言って
どうなるものでもありません。
これもまたフイルムなのです。
ああ、、、。
座布団が見えますなあ。
古い建物は
いずれ消えて行く。
住んでいる者にとって、
古さは快適とは言えない。
所有している物ならば、
なおさらと思います。
なんでもない写真のようだが、
二階には目隠しがあり
エアコンのダクトも見えています。
古いけれどもしっかりと、
生活感があります。
晩年の写真には
目隠しは見られません。
下の写真には傘も写っています。