解ってるようで実は全く違う人間の知覚。
そう、
構造はとても似てるのだけれど、人間の目の仕組みとカメラの仕組みは全く異なるのです。
これが問題。
人間は目に入る情報を必要な情報に置き換える動作をするのです。
これは生きるために必要な所作であり、人間が作り出したカメラには望んでもないものと言えます。
それは以下のものです。
まず、黒と言う認識がない。
見てください、あちこちにある黒い洋服もショルダーバックも車のタイヤも黒くは見えやしないでしょう。
人間は光の反射しか認識できません。それで対象を認識するために増感処理をします。
漆黒は認識できんのです。危険なのです。
つまり、人間は生きるために知覚の元を都合の良いように強化してきたのです。
どんなに窓の外が晴れて明るくとも、室内が暗く見えることはありません。
なぜなら、危険だから。
室内が電球でも外が青く見えることはありません。
常に置き換えて認知するのが人間の構造なのです。生きていくためには必要なことなのです。
色かぶりこそ真実の世界なのです。
ここでは関係ありませんが、聴覚でも同じような事実があります。
人間は必要な音しか聞いていません。
カメラが難儀するのはここにあるのです。
人間は脳内に基準を構築してそれと照らし合わせる作業をしますので、、、、、、あれれれパソコンと同じだ。