1964年~1985年 使用された機材(イラストイメージ)
オーディオの痕跡をたどる。表示年数は使用時の年数。
1965年 21500円
ソニーの真空管式オープンリールテープレコーダー。
ソニーではテープコーダーと呼んでいた。
5号リールまでの仕様。 このころ録音した家族の声は、カセットテープにダビングされて今でも家にある。
50年の日々は昨日の様に思い出される。
機械は壊れてしまうけど、記録はいつまでも残る。
1969年 23500円
1969年から1975年まで使用したカセット録音機。
このレコーダーは音が良い。当時最先端の、エレクトリックコンデンサーマイクが使われているのだ。
1969年 37500円
チュナーにプリアンプが付いて、取りあえずこれだけで使える。
ダイヤルの照明がことのほか美しく、見ているだけでも楽しいアンプだ。
1969年 19990円
上のチュナープリアンプと対をなすメインアンプ。
1970年 76800円
メカメカしいのがソニーらしく、気に入って買った。
音はテアックに負けていたかも・・・。
ソニーの各種テープが使えるのが最大の利点。
1971年 35800円
今思っても、この価格は安くなかったと思う。
安定性抜群で、オープンリール並に音が良い。
1972年 69800円
とにかく高い。 音はと言えば、癖のない物。
それだけに存在感がない。
それでも何十年も我が家にいたのだ。
1975年 59800円
いわゆる、598路線の製品。ソニーもサンスイも高くて買えなかった。音楽再生の環境になく、専らエアチェックのための機械であった。
1976年 59800円
やはり598の製品。どうしても選択肢はなく、ソニーになってしまう。安心感がそうさせるのだろう。テァックもテクニクスも高すぎた。
1976年 19800円
満を持して買ったテアックの2トラック38センチの、オープンリールテープデッキ。
10号リールは大きく、テープも大量に消費する。
何せ2トラック、片道録音なのだ。
僅か2年で手放してしまった。
こちらは、先代のA6100。
ずっと何十年も、これを買ったのだと思っていた・・・。
1981年 55800円
先代が壊れたので購入。クラスAというシステムで決まり。
このころのテクニクスは凄かった。
1985年 99800円
ソニーの高級カセット。数年し故障。良い思い出は何もなかった。
現在は555ESLを使っていて、音の良さに驚いている。
きっと、これも良い音したのだと思う。
現在これらの機械は一つもない。 壊れたのではなく、やむなく引っ越しのために廃棄したのだ。