いつも思っているのだけれど、巷で言うハイアマチュアって何だろう。
アマチュアにハイやローがあるなんて数十年写真家をやってきて知らなかった。
どうもいろいろ調べて見ると、写真を趣味とするいわゆるアマチュア写真家をランク付けする言葉のようで面白い。
この言葉は雑誌や機材のカタログを見ていると良く出てくる。
機材にはハイアマチュア向けとかいう区別というか差別があるんだこれも知らなかった。なるほど差別用語でしたか。
でもってローアマチュア向けとは言わずに初心者向けと言ったりするらしい。和洋折衷ですなあ。あははは。
だいたいが価格で線引きしているらしく例えば10万円以下が初心者用。それから30万円ぐらいまでが中級者用とか言い
50万円とか高級機はプロ用とか言っている。
どうやらハイアマチュアという人達は中級機や高級機を所持する人を指すらしい。みごとな差別用語ですなああはははは。
写真なんてポコちゃとおせば大体が写るんでカメラに依存することなんてあるようでない。レンズによる違いはともかく
使い切りカメラでも30万円のカメラでも写るのは同じ。フイルムだからね。
ところがデジタルってやつは同じにはならない。画素が違ったりもう違うところはいやになるほどあるだから線引きしちゃえ。
あははは今の時代ではこれが限度なんですう。300万画素って大変な時代がありましたよ。
やっとまともにフイルムと対抗できるようになんとかなりました。万歳ばんざいなのであります。
ハイ貧乏な方と初心者の方はこのカメラがいいですなポコちゃで写りますあーそこの御仁何年やってます20年ですかあもうデジタルも三台目ですかあそれで買い替えになるほどこちらが良いですなあふふふどうですこのつくりのよさフルサイズですよあーそこのかたはいはいそうですねえこれは初心者向けですよハイアマチュアのかたはこちらですはいえええっプロの方でしたかそれならこちらですうふふふふ。
なんて薦めかたは絶対にしてませんなどこの店でもあはははは。
おカメラなんて誰でも買えるのです。お金があればすべての人に平等なのです。買うのに住民票も免許証もいらないのです。
だったら、
ぜんぶフルサイズにしちゃえあははは。
あそうそう
プロの人はこのカメラ買っちゃいけませんあんたプロなんでしょこのカメラはハイアマチュア用ですからあこれもだめだめ
初心者用なんだから免許証出してほれほれプロってかいてあるじゃないですかあこのカメラは初心者用なんです絶対に売りません。
そこをなんとかなんてだめですってばえ今日は仕事でないってそんなこといってもダメ売りませんあんたの買うカメラはこちらです
こちらあはははは。なんてことは絶対にありません。あはははは。
えーあんた写真やって一年ですかあはははまだまだ未熟だなあむりよこのカメラつかえないってつかえない使いこなせませんよ。なに考えてますかカメラってね難しいんですよ修練がいるんですほかいきなさいここはベテラン用ばかりだからわるいねえ。うまくなったらきてよねえ。あははは。
なんてことも絶対にありません。ご安心を。
それとねもうひとつわからん言葉があるのです。ほれ写真愛好家ってやつ。なんだかなあー。写真愛好家ですか。
写真はわかるけど愛好家ってちょっとわからない。趣味のことでもなさそうだし。愛犬家とかいうけど。好きですかこの言葉。
写真愛・好・家デスか。カメラ愛好家、、、、、きもちわるいなああ。
わかんないなあ。
写真機なんて全くの道具なんで、それ以上でもないしそれ以下でもありません。押し付けられてもいやだなあ。
子供だってお金があれば買えるのが機材だから何買ってもよさげ。
だってさあ
ハコは正直だよん。たんなる操作だからさゲームで遊んでる子供のほうがメカにはつよいぞ。おぢさんはかなわないぞ
あはははは。
じつは当たり前だけど写真には級もなければ段もない。じつはプロテストもなければ証明書もない。
じつは誰でもが写真を商売とすることができる。だからいろんな手段を使い選別をしようとする。見分けがつかないのだよ。
ハイアマチュアと言うのは苦肉の策なんだねえ。