D90が売れるのにはわけがあるはず。
D90はD5000よりも価格が高い。それにもかかわらずベスト3の売り上げを確保しているようだのう。
カメラというものは道具なのだけれど、特定の人だけが買ったのでは売り上げは伸びない。
D90などの中級機に限りなく近い機種は、半端では支持を得ることは出来ない。
それではD90の良い点は何じゃろう。
まず、基本性能がハイエンドのD300と変らないことが挙げられる。厳密には違うのだけれど、少しだけ外して
上位機種と同等の機能を持たせていることだ。
つまりD300は良いけれど重く大きく高い。これを僅かづつシェイプしている。
画素と素子、液晶モニターは変らない。操作系も変らない。動作も充分なほど軽快。軽すぎず重過ぎない。
小さ過ぎず大きくない。ファインダーはプリズムで明るく見やすい。視野率も充分に確保されている。
つまりD300を買う必要はない位に良く造られている。
D3やD300のサブカメラにピッタリだし、旅行用なら最強の一眼レフカメラと言える。
だから売れるのだと思う。
ファインダーが貧弱では使う意欲がまず減退する。これはカメラなんだぜ、と誰もが思っているのだよ。
ノイズが多かったり、シャッターの切れがイマイチだったりしては支持されない。
軟弱なボデイ形状は写真家にはソッポを向かれる。カメラだけに、出来る面子が必要不可欠なのだ。
デザインはカメラらしさがなければ持ち歩くのに恥ずかしい。だから買わない。
カメラは見るものでもあり見せるものでもあり、見られるものでもある。それを勘違いすると売れない。
女子供に合うカメラなんて世の中に存在しない。勘違いが多すぎるとカメラは失敗する。
婦女子もお子様も、男らしいカメラが本当は欲しいのだ。硬派は売れる。軟派は売れない。
あれば便利はなくても良いと同じ。少しは良いは相当良いと同じ、これを間違えるな。
数字で比較されるのは負けたも同然。言い訳なんて素人にどう通じるって言うんだ。
少しの違いは大きな違い、これを見逃すな。1パーセントに拘るのはプロではなくて、全くの素人。
それを知らないと売れないカメラを量産するぞ。
価格で売れているカメラもよーく見てみると、やはり上位機種のエッセンスがたっぷりと詰められている。
売れるカメラはそうなのだ。つまり優秀な中級機がないと売れるカメラも造れないのだよ。
ニコンやキヤノンが凄いのはここなんだね。高級機や中級機を開発してその技術を反映させる。
これが出来ないメーカーは支持されないのだよ。有権者は正直なんだわい。
あはははは。言った言ったぞよ。
わしの大好きなソニーはどんなカメラを出してくるのかのう。あはははは。
楽しみだわい。
またじゃ。
え~と・・・・・・・。
暫く静観しようと思っていたら、
キヤノンからEOS kissX4が発売された。1800万画素。う~ん独走体勢に入りましたな。
昨日、上位機種のエッセンス云々言ったらその通りだった。
この姿勢がユーザーの心を掴むのだ。
おらだってキヤノンが欲しいぞよ。あはははは。
つづくぞ。