新品を買うのが一番だが、中古でしか手に入らないものはカメラでは相当にありますな。
そこで中古カメラ店もそこそこ繁盛するのだろうけど、中古とジャンクは似て非なるものだと認識して買わないと
いけません。これは中古道の掟なのであります。
中古は使えるものであり、完璧に動作するものデアリマス。そう考えたいしそうあるべきなのデアリマス。
またそうでなければナラナイ掟なのです。(ちがったか)
それに対し、ジャンクはそういう縛りは全くないのデアリマス。
使えないもので、動作しないものでなければジャンクにはならないのデアリマス。
見た目が物語る物もあれば、見た目では解らないものも存在する。これも掟なのデアリマス。
しかし、ジャンクを中古品として売ることはできないのデアリマスから容易に判断は可能だと思のでアリマス。
本来はジャンクなのだから、価格はジャンクに相応しい価格が付けられるべきなのだが
実際はそんなことはないのデアリマス。
ジャンクにもランクを付けるのはトーゼンでありまして、価格は一律ではないのデアリマス。
こういふことに疑問をもっては決してなりませぬ。これも掟と心得るのが通なのデアリマス。
たとえば部品が欠落して見た目で駄目なもの、全く動作しないもの、
大きな傷や凹みなどダメージの大きいものはトーゼン価格が安いのデアリマス。
と言ってもここからが問題なのだなどと突っ込んではナリマセン。
過去の人気商品や年式の新しいものは、価格が同じではないのは世間の常識なのデアリマス。
今一度言うが、ジャンクなのデアリマス。
ジャンクであり価値のないはずの物を欲しがって買うのはほれほれあんたなのデアリマス。
欲しがる人がいそうならば価格は同じにはならないのでアリマス。
これは世界中何処に行っても同じだと心得るのが掟なのデアリマス。
不思議でしょうがないぞ。ジャンクなのに価格が違うぞ。
などと吠えるのは中古道から逸脱した行為で失笑ものなのデアリマス。
ジャンクと称するのに三千円、まあこれなら許せるか。
ば~かば~か、そんなことを考えていてはまるで駄目なのでアリマス。
といふ訳で、われら中古道初心者は免許皆伝者を目指しひたすら掟を遵守しひた歩むのであります。
中古は「なかなか古い」とか「なかには古いものがある」とか勝手に読み替えてはイケマセン。
箱から出さずに売りに出しても、いったん売買が成立してしまいますと新品とはバイバイなのデアリマス。
わかるかなあ。
といふ訳で、巷には新しくも「ちゅうぶる」がいっぱい存在するのでアリマス。
新品は鮮度100パーセントでありますから保証がつきますな。中古でも期限内の売買であれば保証は付くでしょう。
保証期間の過ぎた中古はメーカーは責任を負いません。これも常識ですな。
ところが中古でも独自に保証をするお店が多々あります。これは親切ですなあ。ほんと。
程度により6ヶ月や10日間、1週間などありますあります。
われら正規中古道初心者はこれを利用するのが安心なのデアリマス。
よく「中古って大丈夫なの」って聞かれます。もううざいなあ。駄目なら売るかよほんとにもうなんだからもう。
でもってジャンクのことを「ゴミ」なんて言います。もうなんだかなあ。ひろったんじゃねえぞお店でなあ買ったんだよ。
あのねそういうのが売ってんのいっぱい。そんでねばんばん売れてんの。ば~かだってあったまくるなあ。
うちのゲストなんかトーゼン中古とジャンクの区別がつきません。だもんでどっちもゴミと言うのです。
あはははは。もっともだなんて言ってはイケマセン。
あのね、
じつはジャンクコーナーを見ていて迷うことがあるのです。
たとえばレンズが6千円これって高くないスか。ジャンクだべ。絶対高いと思うわけ。
そんであちこち漁って、中古売り場を見に行くわけ。あったよおんなじのが。でもトーゼン高い。
あ~ほれほれもう一度って引き返すわけ。そーなんだよなあ。あはははは。売れちゃったわい。
買おうと思って買わない感覚。これはシャッター押そうと思って押せなかった感覚と違わない。
というかおんなじ。後悔だけするんだなあ。写真も残らないけど、品物も残らないんだよねえ。
これは中古では売れないと判断したものがジャンクに流れるわけだから、その理由を探すのが
とても大事なのデアリマス。中古としては出せない理由が、使えない理由であることとは限りマセン。
あ~難しいぞよ。修行じゃ修行じゃ修行が足りないぞよ。
つづくのだ。