ソニーに見切りを付けてニコンに戻ったtokyoだけど、昨今のソニーを見ると思いは複雑である。
もちろんソニーに愛想をつかしたのも、それは前述通りソニーがなかなか新機種を出さなかったからである。
光学ファインダーをスポイルした姿勢も気に入らなかった。
しかして、ソニーはニコンに提供したのと同じサイズのフルサイズ機をコンパクトにやってのけた。
予想はしていたけれど、ニコンよりはずっと小さくそして軽い。ツアイスレンズは大仰だけれどもまあ許せる範囲。
病気をして体力が無くなると、さすがに大きさと重さは身に堪える。もし、今現在カメラを構築していなかったなら・・・、
ソニーに復帰していただろうな。本当にそう思う。ソニーには待ちくたびれたのだ。
いまさら異なるシステムの構築は不可能。光学ファインダーのないのは残念だが、写りは決して嫌いではない。
もしかして、αを買うこともあるだろうが、システムには行かないと思う。いや・・・、こう体力に自信がなくなると何とも言えないのだが。
ボデイは薄目で、ズッシリとした重さがあって、スマートならいい。そんなカメラが奇しくもソニーαなのだ。
tokyoの防湿庫にはニコンのフイルムカメラやD800Eなどとともに、往年のソニーα350がキットレンズ付きのまま眠っている。
ニコンD90と共に往時を過ごしたカメラだ。財政難によりことごとくのカメラは消えていき、D90も例外ではなかった。
奇しくもα350は息子に貸しており難を逃れて今に至る。
時折触ってみるが、軽くてコンパクトなのは何にも代えがたいと感じる。