えーと、D90が気に入らない訳ではないけれど、そうだなあα350も然り。共通していることがある。
レンズの位置ですね。昔のカメラはフイルムが入るので、レンズは真ん中に来る必要があった。
ファインダーを覗き込むのにはやや不便で、レンズは左にシフトする努力がなされたと思う。じつは、これが一番嫌いなのだ。
よって、デジタルカメラの極端に左のスペースがないカメラ(多いですなあ)は本当に嫌なのです。
コニカC35、ミノルタTC-1、フジフイルムのクラッセ。これらを見てクラッセなんて、しゃれで済まんいやほんとに済まんのだよね。
カメラの真ん中にどおんとレンズがある、これはじつにカメラらしいではないか。
かのライカもほぼ真ん中よりと言って良いだろうね、やや左が狭いが。このライカを規範として金属カメラは押しなべて同じような配分になっている。
見た目にも、やや左よりのほうがセンシティブに思うね。もちろん、ややであります。この位なら文句はない。
コンパクトなことは重要なのだけれども、バランスも重要なのではなかろうか。
どうしてもデジタルカメラに愛着が湧かないのは、そんなずんぐりむっくりな風貌にもあると思っている。
弁当箱(アルマイトのね)みたいだなんて思ったりもしたのだけれど、かつての金属カメラは存在感があった。
ミノルタの昔のカメラやオリンパス、などはかなり堂々とした風貌であったと記憶する。まあ、ペンタックスなんかもそうだった。
たとえばD200、どうですか。たとえばD2X、どうですか。F4などは逆に右側がとても広い。
F100は使って良いカメラなのだけれど、F3などに比べるとスマートさには欠ける。これはF5も同じである。
グリップや左側のスペースはまあ悪くはないのだけれども、金属カメラのスマートさには脱帽なのです、ほんと。
いやいやF5もF100も金属カメラでした。こんな感じだから見た目はとても重要ですなあ。
FE2などは小型で良いのだけれど、F3のような風格はない。またニコマートのような頑丈なイメージもない。
ここが問題なのですよ。これは写りは良いけど、チープなプラ製のレンズなどと同じなのですなあ。
何も考えないのなら、軽くて短いチープなレンズを持って出かけます。はい。だから、デジタルもそんな感じになってます。
金属カメラも(マニュアルね)こんな感じですわ。考えるならフイルム持っていくし。
まあF3あたりは必須ですよ。あ、ニコマートもね。
あーライカですか。それは絶対にありません。いや、多分ないと思いますな。ほれレンジもといレンズはあれでしょ安くないのよね。
まあ、フイルムがあってのカメラですから、もたもたしていると写せなくなるからなあ。
程度の良いF3が欲しいぞよ。しかも格安で。欲しいぞよ。
あひゃひゃひゃひゃひゃ。もうどら買ったし。
あーニコマートも欲しいぞよ。やっぱし程度のいいやつ(もちろん激安で)。
あー欲しいぞよ。
寝るのだ、もといつづくのだ。