2009年10月27日でヤフー登録5年になります。正直長かったと思う次第です。
この間にパソコンが何台もダメになり、データも何度も飛びました。復旧には苦労させられました。
ブランクから復旧する度にアクセスは激減しました。
何度も閉鎖を考え、今現在も閉鎖を考えていることは変わりがありません。
元来コンテンツを削除するのは好きではありません。いつ誰が訪れるかもしれない当サイトのようなミニサイトでは、方向性を知ってもらうことが何よりも重要なことと考えているからです。しかし、現状はそう簡単ではありません。サイトの容量にも限りがあり、現在はその限界に限りなく近づいているのが現状です。
現在はホームページというよりは、個人のサイトは多くがブログとなっています。当サイトはこれも好みません。
写真は非日常ですから、当サイトはブログのようにはなりません。
見やすいホームページと見た目の素晴らしいホームページは一致しません。ホームページにフラッシュがあればスキップしたくなりますし、実際そうします。また、必要のあるメーカーのホームページなら何度もいきますが、フラッシュのある個人のサイトは遠慮します。
それで、当サイトホームページは昔のままだったりします。単にめんどうくさいということもあります。実際時間がないのも事実です。
ヤフーに登録されるのが当初の目的でしたが、申請にあたり実は随分悩んだりしました。
当サイトは路地裏写真や日常写真をコンテンツとしていますが、結構地味な対象でありアクセスは期待できません。
つまり、人気の出ないサイトであり、これが閉鎖を考える理由ともなっています。
個人が写真展をする場合、プリント製作などで数十万円の出費が必要です。tokyoにはそのような大金は用意できません。
コンテストに応募するのもアリでしょうが、目的が異なるので全く意味がありません。というか、選出される可能性は限りなくゼロに近いと認識しています。
それで、多くの人に写真を見てもらう手段はホームページということになった訳です。
当初の数年間はまさに試行錯誤の数年間でした。ヤフー登録により多少はアクセスが伸びました。しかし、絶対的なアクセスは多いとは言えません。
このようなコンテンツの登録数はメジャーな風景などに比べると1/10以下と想定されます。単純に考えると一日10件のアクセスは、メジャーコンテンツの場合100~200件のアクセスに相当すると考えるのが妥当でしょう。当サイトのアクセスは10件~30件ですので、これ以上のアクセスは期待はできません。
とはいえ、
アクセスが多かろうが少なかろうが経費は同じですので、ここがいつも悩む所なのです。10年間ホームページを維持すると、D3がレンズ付き新品で買える金額となります。しかし延べ数ではありますが数万人の人に写真を見て頂く経費としたならば、決して多い金額ではないと考えています。
ことよりマイナーなコンテンツですから、現在ではある意味目的は達せられたのかも知れません。
いまtokyoが腐心しているのは、写真というものについてです。今時の技術革新は、写真を随分と身近なものにしました。手軽に撮れることは反面、シャッターボタンを押すだけの作業になっていることであり、安直になり過ぎている感じがしないでもありません。
カメラという道具は記録だけではなく、作品を作る道具でもあることは誰でも知っています。しかし、押せば写ってしまうのですから全てがそれで終わってしまうのです。
何の変哲もない諸風景でも、達人の撮る写真とそうでない人の写真は相当に違います。当ホームページはそのような観点から、極力無駄を排しないありのままの写真というものを掲載しています。重装備で望むのではなく、風のように流離う写真の撮り方を載せています。
当ホームページはそのような作風であり、今後も変ることはないでしょう。
閉鎖までの時間は決して長くはありませんが、坦々と進んで行きたいと思っています。