理想はデッキを6台接続出来るセレクターがあれば良いのだけれど、価格的にも難しい。録再用にラインセレクターを使用する手もあるけど、12系統は難しい。
六畳オーディオシステムでは、機器の配置に制限がある。理想は、最短距離での接続が一番だがそれは無理難題の状態・・・。。
手元で機器は操作したいのだ。デッキも本格的なものほど単走行であり、30分毎にテープの裏返しが必要である。
ソニーのデッキセレクターを二台使用する。(接続の一例)
矢印は接続法2の場合の信号の流れを示す。
一番の問題はラックの上から二番目、VUメターとDACである。ここにチュナーを入れたいのだが、VUメターとDACの行き場がないのだ。レコードプレーヤーも手元に置きたいのだが、5メートルもコードを引き回すのは考えてしまう・・・。
デッキ3台がセレクター1、デッキ2台がセレクター2を通る結線方法。
アンプ1は全てのデッキを利用できるが、アンプ2は録音再生が一組なので、セレクター1の3台しか使えない。
この場合はメインのデッキを選んでおく必要がある。
アンプ1はデッキ入力に1台の余裕がある。デッキ以外はアンプ1も2も使用できる。
六畳の場合手元までの配線の長さはおよそ5m。二股ケーブルを使用する場合も長さは変わらない。セレクターを介した場合、デッキまでの長さはおよそ6~7mになる。
チュナーはアンプを介すると10m以上になるので、二股ケーブルを使用ダイレクトにデッキ入力する。これだと1.5mでむ。
オープンリールテープデッキA2300を送り出しに使う場合も、ダイレクトに接続するようにする。CDも同様である。
CDはメインのCDの方が音質は良いが、サブのCDもそれほどに音質が劣る訳ではないのでデッキへのCD録音は二股ケーブルを使いダイレクトに接続をする。
デッキ3台がセレクター1とセレクター2を通り2台のアンプに接続する方法。残りの1台はダイレクトにアンプ1に接続。
もう1台は再生専用として、ラインセレクターに結線する。
デッキが増えた場合は対応が出来ない。ラインセレクターに接続された機器は、アンプ1と2で使用できる。
接続法を変えてもトータルのコードの長さは基本的に変わらない。ただ、使うコードの本数がやや異なる。分岐するコードの量も異なる。
デッキ全てがセレクター1を通る結線方法。これ以上のデッキは接続出来ない。
ラインセレクターにつないだ機器は全てが使用できる。ライン入力には余裕がある。
2016年現在、デッキとセレクターの接続には古いコードを使いまわししているので(12本)、残りは二股ケーブルと5mのコードだけとなるが、それでも二股ケーブルは4~5本、5mは2~5本、1.5mは3本以上が必要となる。接続法によっては1mや0.5mも必要。価格的には最安品でも15000円程度はかかる。
ケーブルは1mだと1500円程度で手に入るが、自作だと700円程度・・・。コスパは高いが、もっと良いケーブルを選択するとコストは同じくらいになる。
35年ぐらい前に作ったRCAコードは、物によっては今でも問題なく使える。
※ 二股ケーブルはあくまでもその場しのぎ、なので分岐BOXを自作することにする。