いつもはRR777とRIO5Ⅱを同時にスイッチオンで聴いているので、正直どちらが効果あるのかは解らなかった。これらをオンにしないと音が明らかに寂しくなるというか
当たり前の音になるので(導入前の音)入れっぱなしだからだ。
そこで今回は、それぞれの機器のスイッチを曲ごとに切り替えて聴いた。いつも気になる曲を中心に、しかも冒頭のみ繰り返し聴いてみた。順序は、
超低周波発生装置 RR-777のあり・なし。
マイナスイオン発生装置 RIO5ⅡのCD照射あり・なし。
マイナスイオン発生装置 RIO5Ⅱのあり・なし。
超低周波発生装置 RR-777とマイナスイオン発生装置 RIO5Ⅱの同時あり・なし。
なお、マイナスイオン発生装置 RIO5ⅡのCD照射あり・なしは機器が温まる10分後でないと
実行できないのでその通りに。
またマイナスイオン発生装置が部屋をマイナスイオンで満たすには時間がかかるので
それも考慮に入れてテストを実行した。
[冬のソナタオリジナルサウンドトラック]2003年・2002年発売。曲中使用楽器はピアノがメインとなっている。
テストは「はじめから終わりまで」の冒頭部分。
「マイメモリー」など。
残念ながら中古でしか手に入れられない。都合4枚購入。
手元にあるのは2枚。1枚は国内向け販売(2003年)。もう1枚は韓国発売(2002年)のもの。余談だが「冬のソナタ」は2004年NHKで放送された、2002年制作の韓国のテレビドラマ。
およそ12~3年と経年変化があり、原盤と音質は多少異なるかも知れない。
[黄金期のムード音楽40選(2枚組)Disc2]2013年発売
テストは「シャルメーヌ」
「酒とバラの日々」の冒頭部分。
「テンダリー」の冒頭部分、など。
これは現在発売中のアルバム。
古い発売のCDよりは間違いなく音が良い。
※シャルメーヌ等収録曲は、マントバーニ死後の再録音(1975年以降おそらく1982年録音)。
※「酒とバラの日々」等ヘンリーマンシーの曲はは1981年再録音のもの。
これも余談だが、手元にあるマントバーニのCDは1967年アナログマスターからデジタル録音したもの。
ちなみに、再録音は1982年と1967年と注意書きがある。手持ちは1967年盤。イギリスのデッカ盤なのだけれど、CDは西ドイツ製となっている。
最初はRR777から。CDは前の晩にマイナスイオン発生装置にかけているのでそのまま実行。
「酒とバラの日々」の冒頭のホルンが「おやっ」と思う。超低周波発生装置 RR-777をオンだと音がもやつくように広がり伸びる。綿あめのようなふっくら感。切ると普通に。10回からそれ以上繰り返すが同じ。マントバーニの「シャルメーヌ」にもホルンがある。
これも同様だ。この二曲の冒頭部分を繰り返す。「酒とバラの日々」のピアノ導入部分、これがやはりもわっと広がる。「テンダリー」の冒頭部分のピアノもふっくらと肉が付く。スピーカーからなっている普通のピアノが、手元にある電子ピアノと同じような音で鳴るので驚きを禁じ得ない。コードや調音パネル、マイナスイオン発生装置 RIO5Ⅱの影響かなと思っていたら違ったようだ。犯人は超低周波発生装置 RR-777だったようだ。スイッチオンオフで直ぐに音場が変わるようだ。音圧の変化はないようだ。
次にマイナスイオン発生装置 RIO5Ⅱの出番だが、その前にCDの照射をする。
何度も繰り返しているとだんだんに解らなくなってくる。これは脳が混乱しかけているのだ。
違いがわかるのは切り替えた瞬間だけなので、テストは一曲通して聴いては意味がない。
何度も長時間にわたって同じCDを再生はCDに良くないので、改めてCDの照射をするわけである。
マイナスイオン発生装置 RIO5Ⅱのオンオフは、超低周波発生装置 RR-777のオンオフとは全く感じが異なる。この場合超低周波発生装置 RR-777のようにオンオフをしても部屋にマイナスイオンが残るために、テストはマイナスイオン発生装置 RIO5Ⅱスイッチ前の音を記憶して行わなければならない。
これは超低周波発生装置 RR-777のテスト時のオフ状態との時間差による比較になる。
しかして、結果は超低周波発生装置 RR-777をオンにした時とほぼ同じであった。
ほぼというのは、少し違うからだ。超低周波発生装置 RR-777のオンオフでは音圧は変わらないが、マイナスイオン発生装置 RIO5Ⅱでは微妙に音圧が上がるのだ。
恐らく1db~3db程度の周波数の変動が感じられるのだ。どちらかというとハイの方。
やや音ははっきりとし、見通しが良くなるように感じる。それに少し綿あめを乗せた感じだろうか。超低周波発生装置 RR-777のときのようなもわもわ感ではない。
そこで、両方を使用したらどうなるのか。(これはいつもの状態)やはり超低周波発生装置 RR-777のもやもやに見通しをプラスした状態になる。これは、通常聴いている状態なのだ。やや音圧が部分的に上がり、音場は綿あめのように膨らむ。
しかし、それらによって解像度が良くなるということはない。あくまでも、現状のスピーカーの能力である。
ただ間違いなく、音場は異なるし見通しも異なる。この安物のスピーカーでピアノらしい音は、
超低周波発生装置 RR-777とマイナスイオン発生装置 RIO5Ⅱがないと出ないかもと思う位だ。
コードにより低音の出方が違うように感じたのは、どうやら超低周波発生装置 RR-777のせいなのかも
知れない、いや・・・マイナスイオン発生装置 RIO5Ⅱのせいか・・・。
確かに違いがあることを報告しておこう。
電子ピアノ再生には必ずスイッチオンの機器である。