やれやれやっとU2の出番じゃ。
Uシリーズの三番手、最終形でありオートフォーカスフイルムカメラの最終型となったモデルじゃのう。
とにかく軽いのが凄い。
性能的にも良く考えられたカメラで、ニコンではベテランに使っても満足のいくカメラだとしている。
カメラが小さくてもデジタルならばそれなりに写る。しかしフイルムはその場で確認できないので初心者には辛い。
小さくて軽いのは手振れの可能性がどうしても付き纏うからである。D40の基本型となったモデルと思うが、D40のように
爆発的に人気があったカメラではない。フイルムカメラの時代は確実に終焉に向かっていたのだ。
このカメラがどうしても欲しかったのには訳がある。測光が3D-25分割マルチパターン測光採用なのだ。
F5のRGBには及ばないが、F100の3D-10分割マルチパターン測光を凌ぐ性能なのだ。
露出の失敗の少ない写真の撮れる優れもののカメラなのである。
丸みがあるだけでなく優れたデザインでシェイプされている。ニコンでデザインした物なのか外注なのかそれは分からない。
こんな小さくて可愛いフイルムカメラがニコンにもあったことを知らない人も多いだろう。
この小さなカメラには大きなレンズは似合わない。AF専用のようなカメラだがマニュアルレンズも良く似合う。
この小さなフルサイズ機に対応するコンパクトな手振れ補正レンズが欲しい。残念ながらニコンはもう造ってはくれない。
小さいはずの28mmレンズがこんなに大きく見えるのだ。
よく見るとなかなかU2のロゴは可愛い。
マニュアルカメラのFE2なんかと同じ大きさ。ズッシリとくる金属カメラと違い、あっと驚くほどに軽い。
昨今のデジタルカメラに慣れている身にとっては驚愕ものの軽さなのだ。
いくら軽いとは言ってもチープなレンズはこのカメラには似合わない。(似合ったりして)
しっかりとしたコンパクトなレンズが相応しいだろう。
なるほどのう。
このような優れもののおカメラは初心者のわしにはピッタリじゃわい。あはははははは。
押せば写るのじゃい楽チンなのじゃい。うひゃひゃひゃひゃ。
もうまた出たかい、くそじじい。押しても写りませんよあんたには。プロ用のカメラなんだからね。ばか。
つづくのだ。