あはははは今度はミノルタじゃわい。
ミノルタのカメラでそこそこ人気があるのはα7とα9じゃの。残念ながらまだ入手していない。
α707siは93年発売じゃから、ニコンF90Xとほぼ同じ頃の製品なのじゃのう。当時としてはバリバリの中級機だったのじゃ。
というかミノルタでは高級機の部類に入っていたはずじゃ。
カメラの重量は605gと重くはないが結構大きいカメラである。
マニュアル時にファインダー内に露出のバーが現れるのは素晴らしい。
ミノルタのレンズは良く写る。特徴的なのが先端部のゴム張り。これがあるお陰でレンズ本体が傷つきにくくなっている。
しかしデザインとしてはやや野暮ったくも思える。高級レンズの描写には定評があり一向に値が下がらないのが残念な所。
装着している24-85mmは、コンパクトなのだけれども重いレンズなのだ。
ミノルタはかつてはニコンやキヤノンより人気があった時期がある、と言っても誰も信じないような存在になってしまった。
ミノルタの名前が無くなったのだから止むを得ない。こんな大それたメーカーをソニーは引き受けたのだから懐が深い。
この頃はどこのメーカーもこぞってボデイにプラスチックを使用した。エンジニアプラスチックである。
プラスチックは少々の衝撃には柔軟さを見せるが、金属ボデイはすぐに凹んでしまう。
コストだけでは言い尽くせない、メーカーの良心と言う物があったのではなかろうか。