来る来ると言われて、来ない。 いわば狼少年のようなものが大地震。
しかし、大地震は間違いなくやって来ます。
無慈悲に。
地震の起こるメカニズムは、ほぼ誰でもご存知でしょう。
物理的な歪の蓄積の開放なので、それは必ず起こります。
関東大震災はこれから来る首都直下型地震に相当します。
場所は西方でも北部でも大差なく、都市は躊躇なく破壊されます。
しかし、この関東大震災クラスの地震の周期は200年位なので、
あと100年は来ないとされます。
その間にマグニチュード7クラスの地震が、間違いなくやってきます。
これが問題なのです。
首都圏直下型よりやや少規模な地震とされます。
想定される死者は時と場合により開きが生じますが、
5000人から15000人程度と予想されます。
これは予測が難しく、10年後かも、明日かも知れません。
東海地区を襲う南海トラフ地震は、
首都圏直下型地震より遥かに甚大な被害をもたらします。
30メートルを遥かに超える大津波が予想されています。
この南海トラフ地震は、2040年迄には発生すると予想されています。
震度7から6の猛烈な揺れが、東海・近畿・四国を襲うとされています。
下手すれば、近い将来同じような時期に
それら二つの大地震が起こるかも知れないのです。
居所をどうするかは、個人の判断に委ねられます。
今いる地域場所が安全なのかは、ハザードマップで確認する方が良いでしょう。
事が起きてからでは、どうにもなりません。
僅か数分で、世界は変わってしまうのです。
津波が追い打ちになるやも知れません。
日本は地震列島ですから、地震からは逃れられません。
なるべく被害の少ない地域に住むようにするのがベターでしょう。
地震は必ず起こるものですから、政府も本腰を入れて対策をしないといけませんね。
20年ぐらい前にあと30年と言ってたのですから、
残された時間はそう多くはないと思います。
高層マンションは耐震性があるからと油断していると、大変なことになります。
インフラやら全てが止まってしまいます。
マンションの周囲はがれきの山と化すかも知れません。
停電。断水はそうすぐには解決しません。
何週間もかかると考えなくてはいけません。
高層マンションほど、そういう事態に困るかも知れません。
狭い路地は火災が発生したら、消化は非常に困難になります。
山際では崖が崩れて、家屋が押しつぶされる心配もあります。
災害は、何の前触れもなく突然にやってきます。
南海トラフ地震は、東日本大震災よりも大きな被害をもたらすとされています。
首都圏直下型地震は、都市機能を完全に麻痺させてしまうでしょう。
備えは万全ですか。