報道によりますと、全国で744の自治体が将来消滅する可能性があると言う。
そのトップは秋田県だそうな。 残るのは秋田市だけだそう。
へえーっと思って、出所を知らfべたら「人口戦略会議」と言う民間の団体の試算だそう。
総務省OBも参加しているようですが、事の根拠は若い女性の定着率だそうな。
少子高齢化社会は政府の愚策によるものですが、未婚女子の増加も然り。
おまけに、若い女子が地元を離れるのはかかる自治体にとどめるだけの魅力がないから
でしょう。 わかりきったお話です。 好んで過疎地に住もうと思うかいな。
子供がいなくなれば(=生まなければ)、人口は増えないし、その人口の流出を防げなけ
ればジジババランドになってÐしまうのは至極当然でしょう。
地方の人口が増える要因は皆無なので、減少は止まらないでしょう。
それを会議まで開いて断罪するのは、天に向かって唾を吐く行為と思います。
言うだけなら誰でもできますよ。
例えば秋田県のような広大な県が、秋田市一局に集中できると思います?
行政は市町村ありきで廻っています。市町村の統合が過度に進めば、弊害がずっとずっと
増大するのです。 下手すると、住民よりもクマが蔓延る事態にもなりかねません。
いやいやいや、現実ですよ。 放っておくとクマは10万頭~20万頭位まで増えますよ。
勢力圏では、人が下回る事態にもなるのです。
そういう訳で、机上の空論は人民を危機に晒します。
人口の減少率を鑑みても、あと30年や50年で、市が消滅することはあり得ません。
村や町が合併することはあっても、市と市があまりにも離れていたり
市の領域が無駄に広いと行政は全てが追い付かなくなります。
大会社役員や議員の方の認識は、かなーりずれています。
机上の数字ありき、データ偏重では何も見えないと同じ。
例えば大館市、全国39番目の面積ですよ。東京23区より広いんです。
これが先行き他の市町村を飲み込んだら、
東京都と同じレベルの面積になってしまいます。
それで少ないお役所の人員で、行政サービスは可能なのか?と言うことですよ。
人口は増えても10万人どまりでしょう、東京都と同じ広さで10万人ですよ。
無駄に広いだけ。 可能だと思います、マジで?
東京や大都市集中の誹りが、地方に及んでいるのですよ。
この集中を分散化させないと人口問題は解決いたしません。
会議など開いてあーだこーだ言うのは可笑し過ぎます。
分析は結構だけど、それで終わってどーするとでも? 働きにでもくるか?
政府は大都市への人口流入を抑制する方策を考えるべきです。
政府機能も地方に分散させるべきです。 大都市京都に分散させてどーなるとでも?
かかる原因は、自治体も政府も場当たり的な生き方しかしていないことによります。
10年20年先、ましてや50年先を考えて仕事はしていません。選挙もしていません。
全ての愚策が、地方都市のシャッター通り化を促進させ
人口の減少に拍車をかけているのじゃありませんか?
秋田県は人口の減少が著しいです。 当地でも、住民は「雪を除けば良いところだ」と
皆さん口を揃えます。 問題は企業規模が小さいことでしょう。
人口戦略会議の面々には、そうそうたる人物が名を連ねますが何も地方のことは
知らないのじゃないかと。 企業の誘致によって人口は増えますし、若者も増えます。
そこに、企業としての損得が絡んでいてはどうにもならないと。
当地には○○○大館工場があり、従業員数はおよそ1400人。
雇用はともかく、医療機器・薬品メーカーは地産地消は難しいのが現実。
大館市の面積は非常に広大なので、その気になれば数多の企業の誘致が可能です。
しかし企業の算盤ずくでは、成しえないのが現状です。
秋田県他地区も同様でしょう。
人口は企業などの誘致による雇用で増えます。 現在は、自然増加は考えられません。
人口の減少は税収の減収になりますから、行政に忌憚をきたします。
やむを得ず市町村を合併するのです。チカラ負けなのです。
つまり、負けないように不断の努力をしなければいけません。
しかし、こう言う輩が自治体の消滅なんて言うのが何とも腹立たしい。
あんたらは、今まで何をした?って思うわけですよ。
あんたらが大企業の面々ならば、地方発展にどれだけのことしましたか?って
思うのですよ。我利我利では、地方はガリガリに痩せますよ。
林官房長官は、人口の減少に歯止めをかけるって言いました。
へーっ。あんたが?って思いました。
無理ですよ無理。 だから自治体消滅なんてお話が報道されるのですよ。
出来るなら、やってごらんなさい。
出来たら褒めてやる。