被害を受けた地域の人には、是非とも頑張って頂きたいと心底思います。
過去に何度も繰り返す地震。
そのメカニズムも分かっていて、起こるとどうなるかもほぼ解明されています。
それなのに、地震対策はおざなりのまま。
ハザードマップなど、起きてからは全く役に立ちません。
気象庁も専門家も事後対策だけ。
何しろ未だに地震予知は出来ない(=しない)のです。
外れれば大変な非難と損害を被る、それが故に地震予知対策会やら
地震予知は不問になってしまいました。
倒壊する古い家は把握できています。
それを補強するだけでも、被害は最小に抑えられるはず。
火災然り、道が狭いの密集しているのなど分かり切ったこと。 されば、対策は必ずあるはず。 だけど、不問なのですよねえ。 理由はただ一つ、国も行政も自治体もお金は出さない出したくないからです。
起きてしまったら、それは致し方ない。
復興は自治体の仕事であり国の仕事でもあります。
つまり、起きてからの話なのです。
それ以前は、自己責任の世界。 個人に丸投げの世界なのです。
確かに税金は人の金、個人には使えない。
地震予知は不可能でも、災害予測は100%可能ですよね。 どこをどうすれば被害が最小になんて、分かり切ったお話です。 いやいやいや、個人には無理ですよ。
田舎なら間違いなく高齢化社会、先行き考たらどうすることも出来ないでしょう。
古家でも、1件に数百万円掛ければ補強位は出来るはずです。
掛ければですよ。
そう言う民家が数万件あったら、どうでしょうか?
動きませんよねえ。 いつ来るかも分からないものに投資はしませんよ、
議会が認めるはずもない。 道路直せとか他にいろいろとありますものね。
税金は公共が第一優先、次はないです。 しかして専門家諸氏や自治体は他人のお金で事後調査をし、
「ああ、ここに断層が」なんて言うわけですよ。
津波対策は比較的分かりやすく、予算をとっても理解が得られやすい。
海岸ですからね、基本防波堤しかない。
民家は駄目ですね、個人の所有なので何一つ出来ません。 危険家屋なら解体してやるから、金よこせ位です。
住んでればお手上げです。
耐震診断なんて無料じゃありません。
ダメと分かっている診断誰がしますかね。
こことここ補強して、ハイいくらの世界です。
耐震に優れた家、誰もが建てられるはずもありません。
地震の教訓、ありえないなあ事後ですよ事後。
後から古い家が建つわけもなし。
風が吹けば桶屋が儲かる、土建・建設・建具その他もろもろ窮すれば通ず。 防災マップは出来ても、絵に描いた餅のようなもの。
地震が起きたら火災は消せない、もうこの通りですよね。
国や自治体が本気になって取り組んでいれば、
被害は全く違っていただろうと思います。
出来ないんじゃなくて、やらないんですよね。
結果、膨大な費用を捻出せざるを得なくなります。
だったら、最初から投資(=整備)しろよって思いませんか? 対策を怠ったつけは、必ず襲ってきます。
一事が万事、万事休すになります。
富士山も危ないですよ、東京直下型地震も控えてます。
東海沖地震もありますよね。
いやいやいや、有事もあります。 大丈夫ですか岸田君。 コロナは高を括って、10万人にも迫るも死者を出してしまいました。
しかも継続中です。
地震を天災と片付けないで、人災と心得ましょう。 そうでないと、また繰り返しますよ。 国民は、クマにかじられて死ぬのも、コロナで死ぬのも、
地震で死ぬのも嫌です御免被ります。
地盤の弱いところは補強して、古家も補強して、のり面も補強して クマ対策も補強して、安寧な日本を構築してください。 選挙資金は補強しなくていいですよ。
派閥も補強せず解体してください。
岸田君も林君も気象庁職員も、
紙に書いたものを棒読みしないで心のこもった発言をしてください。
誰の心にも響きませんよ。 心あれば、もう被災地に行っているはず。 |