炎上する機体を見て、まずいと思ったのは私だけではないでしょう。
千歳からの516便と聞いて、その思いはマックスになりました。
しかし炎上する機体の横で、脱出劇は行われ完了していたのです。
その時間は完了までわずか18分、10分程度なら200人ぐらいが脱出の最中だったと
思います。 CAの適切な誘導が、被害者を出さずに済んだことは論を待たないでしょう。
日本航空では、あの忌まわしい御巣鷹の墜落事故の教訓として
社内の訓練は確実に行われていると言います。
その教訓が、多くの人命を救ったことは論を待たないでしょう。
海上保安庁機の乗員が亡くなられたことは、慙愧に堪えませんが
不幸中の幸いであったとも言えるでしょう。
1982年、羽田では日航機の逆噴射事故により24の人命が失われていいます。
379人全員が脱出できたのは、正に奇跡としか言いようがありません。
窮すれば通ず、
そうして乗客は助かりました。