三連休、しかも秋に入り気候も快適となればどっと人が繰り出す街、浅草に参上。
結構外人が多いですが、一眼レフを持っているのはやはり欧米系の人が多い。
アジア系は大抵がコンパクトデジカメ。
メーカーは圧倒的にキヤノン(もちろん本日の限られた状況の中だけの事ですが)が目に付きました。
日本人はニコンとキャノンは半々位。あと女性でひとりソニーを見かけました。
短焦点レンズは皆無で、ほとんどが標準ズームを使用しているようです。
中年のご婦人が持つ一眼レフカメラはフィルム一眼が多いようです。中高年諸氏もそういう傾向はまだあります。もうこれはパソコンが使えるかどうかの問題だけと思われます。
外国人が日本に観光に来て、使っている一眼レフカメラが全て日本製・・・。間違いなく一般人はそうでしょう。カメラ王国日本を感じます。押せば確実に写り、故障も少なく長持ちする・・・、道具としてこれほど信頼に足るものはあまり多くはありません。
実際データによると一眼レフデジタルカメラの世界シェアは、ニコンとキヤノンで80%を超えるとされています。これにオリンパスやペンタックス、ソニー、シグマが加わるとまさにデジタル一眼レフカメラは日本製ばかりと言う事になります。まさにカメラ王国日本の面目躍如と言った所でしょう。
世界シェアがニコンとキヤノンでほとんどを占めるので、外国人の方の持つデジタル一眼レフカメラは必然的にそれらのカメラになってしまうようです。D40などコンパクトなデジタル一眼は大柄な欧米人には不釣合いなほど小さいのですが、その信頼性は確固たる物があります。
tokyoのオールドコンデジとの旅も数ヶ月となりましたが、電源レバーが不調になってきた以外は問題なく動作をしています。本日の撮影枚数は4時間で270枚、残念ながら300枚は撮れませんでした。
およそ90%はファインダーを覗いての撮影です。モニターも視野率は100%じゃありませんし、電池の持ちが心配なので基本的に液晶は使いません。これは一眼レフでも同様です。
よほど心配な事がない限り、その都度モニターを確認する事はしません。ただフレーミングは非常に不安です。視野率は上下左右で異なりますので、常にこの位かなと言う感じでフレーミングをします。
なにせ余計に写るのはカメラの宿命なのでしょうがありません。(覗いた物が写っていなければカメラとは言えませんので、視野率は100%以下となるのです)
という訳で、相変わらず左右に何かが写りこみます。これはもう諦めるしかありません。それに、動作がすべて遅いのです。これはもう慣れました。ぶれた写真は273枚中3枚、と言うわけで270枚でした。
このコンデジは33ミリから100ミリと中庸、望遠の必要性はあまり感じませんが、広角は28ミリが欲しいですね。広角撮影ができないので諦めたケースがかなりありました。
いまどきこのような大きなコンパクトデジカメを持ち歩いている人はいませんので、かなり目立つようです。
アメリカ人でしょうか、奥さんが首から下げていたカメラはオリンパスのデジカメでした。そうとう古いタイプのデジカメです、多分2002年発売のCAMEDIA C-2、200万画素と思われます
。かなり使い込まれているようで、そういうのを見ると嬉しくなりますね。
330万画素と600万画素の画像は、それほど劇的に異なるわけではありません。確かに細部は潰れてベタっとしますが、そういう物(林や森、草木など)を撮らなければたいした違いは現れません。
これはニコンのD1やD1Xにも言える事です。小さな画面サイズでは、区別が付き難い状況があります。
これは上位機種でも同様で、コンデジの600万画素と800万画素では大差はありませんし、1000万画素でも撮影状況によっては劇的に異なる結果とはならないようです。
しかし、あくまでもフツーに縮小したサイズの場合という但し書きが付くわけで、
高性能のディスプレイで見る限りにおいてはその差は顕著です。
tokyo使用のコニカミノルタαスイートデジタルにおいても、基本的にはコンデジを超えている部分はそう多くはありません。露出のオーバーには相当悩まされました。個体差なのかどうかはわかりませんが、オールドコンデジとなんら露出傾向は変わっていません。つまりどちらもハイライトには弱いのです、
常に-0.3から-0.7のアンダー露出を必要とします。まあ、素子の小さい分オールドコンデジは破綻が大きいのは言うまでもありません。実はこれは微妙な点で、あまりシビアーに設定するとかえって評判を落とします。印刷した場合、アンダー露出は決して良い結果を生みません。
実際の撮影では、画素の多い少ないよりレンズの方が問題で、一眼レフカメラの優秀さは遠くコンデジの及ぶ所ではありません。