ついこの間と今日キヤノンEOS 40Dを見て来ました。価格は148000円。
液晶モニターは3インチになり大きいが、このクラスのカメラは大きいので丁度良い位に感じます。
ファインダーの画像・視野共に良好なものです。
軽いカメラは基本的に手ぶれをし易いので道具としてのカメラはこの位の重さが良いかなと思います。
20D、30Dそして40Dと短期間の内にモデルチェンジされていますが、見た目はほとんど変わらず完成度の高さを感じさせます。
ニコンはどうもD80があまりパットしないように感じます。量販店などで前面に打ち出しているのはやはりD40Xであり、影の薄いのはD70の時もそうだったと思ってしまいます。D200は高級機というイメージがあり重いので、一般の人の選択肢には入らないようです。これはキヤノンも同じでEOS-kissデジタルXが販売の主力になっています。重くて面倒臭いカメラは女性や初心者に敬遠されますので、致し方ないことなのでしょう。
またシグマのSD-14を触ってきましたが、実に心境は複雑です。18-200mm.が付いていましたが、やっぱ重いです。ボデイが700グラムとありますのでEOS 30Dと同じで、ニコンD200の830グラムよりは軽いのですが感覚的には大差ありませんね。なおEOS 40Dは740グラムです。
ニコンフィルムカメラのF90Xは755グラムでしたから、当時としては重い方のカメラだったと思います。
ファインダーを覗いた感じはフィルムカメラには遠く及びません。
APSサイズである限りファインダー像の問題は、こういうものだと妥協するしかありません。
F90Xではボデイが重いにもかかわらず、手ぶれを量産しましたので今や手ぶれ内臓のレンズは必須と考えています。キヤノンにはもちろん優秀な手ぶれ内臓のレンズがありますが、サードパーティ製にも手ぶれ内臓のレンズが出て来ましたので選択肢が広がりました。
レンズにはコーティングや特性により表現される絵が異なりますので、色々調べてから購入するのが良いでしょう。
D80があまりパットしないと言いましたが、それは売り場でD40Xが目立っているだけなので使い勝手と重量バランスは非常に良く、軽快な撮影が出来るのでかなり満足できるカメラと思います。
11月にニコンD300が発売されますが、価格差も8万円ありキヤノンユーザーが流れることはないと思います。EOS 40Dはかなり完成されたカメラであり満足度は高いと想像されるからです。
EOS1DSが2000万画素オーバーになりますので、1600万画素クラスのEOS 6D?が出る可能性があります。ユーザーとしてはあまり気を持たせずに、一気に高画質化に走って貰いたいものだと思います。
サイズの小さいコンパクトデジカメが1200万画素をオーバーしているのですから、デジタル一眼は2000万画素を基準に構築して貰いたいものです。内部メモリの速度も速くなり外部メモリも大容量化低価格化が顕著です。パソコンの処理能力の向上にも目を見張る進歩があります。2000万画素普及実現可能な時代が来たのです。