ニコンD300を見に量販店に行くはずでしたが、紅葉を見に公園に出かけてしまい実現はしませんでした。
それが、ついに現場で遭遇することになってしまったのです。
つまり、公園。
持ち主はいずれも中高年、いやどちらかといえば高年組みのおばはんとおじさんでした。
これにはちょっとカルチャーショックでありました。おばはんは普通のカバンを背負い三脚のバックも布製のもの。撮影が終わるとレンズを外し、ボデイは風呂敷を出してくるくる巻いてカバンにしまい込みました。
150センチ位と小柄なおばはんですが、構えもシャッターの押し方も流石のものでした。
あ~~やるなあ中高年。あたしゃカシオのコンデジですよ。
やはりモニターの3インチという大きさが効いているのかも知れません。それにファインダーも利いているのでしょう。1200万画素オーバーだし・・・。ニコンじゃフラッグシップ機だと言ってるし・・・。
これじゃあ買いますね、まさにほんまもんの一生ものとして買ったのかも知れません。
じつは、女性が一眼レフを所有する場合、ニコンにするかキヤノンにするかどちらかというとニコンが多いようなのです。いままであらゆる所で遭遇した結果を調べた感じではそう思います(もちろん独断ですが)。
中古のマニュアル機がいまだに多いことなども影響しているのかも知れません。マウントやレンズの使い回しも関係あるかも知れません。
女性写真教室の定番カメラだったコンタックスが無くなってしまったので、ニコンに流れた可能性も否定できません。ニコンは質実剛健のイメージがありますので安心感があるのでしょう。
あと、いつも思うのですが皆さんカメラの取り扱いは非常に丁寧です。使い終わったら必ずレンズを外し布などのケースに入れバッグにしまいます。確かに首からぶら下げていても邪魔なだけだし、首も凝ります。
通常の撮影に於いてtokyoはほとんどそういうことはしません。ただ、最近はさすがに電車内ではぶら下げるのは止めました。オトナになったのデス。
当然のごとく紅葉最前線のカメラは、デジカメです。
この選択は非常に正しい。紅葉は逆光が特に美しく、フィルムではちょっと仕上がりが不安です。
誰でも即結果が確認できるデジカメは、まさに最強の撮影機材と言えるでしょう。
レタッチができなくても3~4枚ずらして撮れば必ず当たりますから、どんどん撮れば良いのです。
ですから、D300なんて高級品を買うのは贅沢ではなくて正しい選択なのデス。
本日tokyoはカシオのコンデジで425枚撮影しました。(425枚でバッテリー切れ)