さすがに重いので、今回は中を見ず音だけを聞きました。 一聴して分かるオープンリールデッキの音ですね。 Cやレコードではこういう音は
出ません。 例えるならば、線が太く力強い音でしょうか・・・。 現状はともかく、昔はカセットデッキの性能はオープンリールデッキを超えた時代が
ありました。 そんなカセットデッキを蹴散らす様なダイナミックな音です。 元が同じなのにと、誰もが不思議に思うのがデッキなのです。
同じCDやレコードから録音して、音が違うのは色々な原因があります。
録音再生には、ノイズなどの付帯音が乗せられます。回転ムラも記録されます。再生することによりそれらは倍増します。
デッキは走行系を除くとアンプですから、固有の周波数特性を持っています。 これは全数異なり、同じものは存在しません。
デッキで録音再生して、元よりよく聞こえるのはそれらのスパイスによるものと思って間違いありません。
それもまた真実なので、受け止めるしかありません。 ちなみに、テープデッキもハイエンドになるほど、当然ながら元の音に似てきます。
もうそう言う時代ではないので、録音したら音が変わると心得ましょう・・・(-_-;)。
TEAC A-2300SR スキャンダイナ ミニポッドスピーカーシステム
2009年12月30日。 10年前の写真です。
掃除したのか、非常にきれいです。
音出しできなくとも、定期的に電源を入れてました・・・。 |
動作はTEACらしいカチッとしたもの。 シリーズ共通です。