アンプと名がつく雄、それはギターアンプ。 筆者宅にも、ギターアンプはあります。
大昔は真空管のみのアンプでしたが、数十年前にマーシャルのハイブリッドアンプを購入
し、使っていました。 いつの間にか、家人に捨てられてしまいました・・・(# ゚Д゚)。
今あるアンプは、練習用の小型アンプです。 中を見てみます。
開けることを想定していないので、がっちりと木ネジで固定されています。
おおっ、スピーカーが二個も。
全部で、同じチップが3個ありました。 小さいですね。
デュアル・オペレーション・アンプ (※ 写真はネットより)
J
RC455800 Dual Operational Amplifier という事です。
オペアンプです。
基板上には三個のオペアンプの他は、抵抗とコンデンサ、トランジスタがほとんどなの
で、これで全てを賄っていると思われます。
ギターアンプは、箱の大きさは昔も今も変わっておらず、中身だけがソリッドステートに
変化しています。 とは言うものの、真空管でしか出せない音もあるので、
未だに真空管のギターアンプは数多存在します。
K026 C3198 トバイポーラ型ランジスタ 10個ぐらい使われています。
C3198 バイポーラ型トランジスタ (※ 写真はネットより)
PNPとNPN、両方向の性格を持つトランジスタをバイポーラ型と言います。
FET登場まではこれが普通でした。 以後は識別のために、バイポーラ型と呼びます。
非常に汎用性が高く、10円とかそう言うレベルです。 このアンプでは10個程度使われて
いますが、ロット次第なので10個合わせても50円とかそう言う
レベルの物です。 パーツと言うのは安いのですが、国により信頼度は勿論違います。
半導体は静電気に弱く、壊れてしまいます。 真空管のように、目視できないのです。
最大の難点かも知れません。