電源コードで音が変わると言われていますね・・・。 電源タップではどうなのでしょうか・・・。
電源コードはシールドやらコードの素材で変わるかも知れませんが、電源タップはその様な要素は少ないですね。
箱に入っているのは、普通のコンセントですねぇ・・・。 その箱が素材がどうのこうのってありますが・・・(+_+)。
例えば、木造住宅の内部配線は、いわゆる電線ですね・・・。 ただの電線です、それを縦横無尽に張り巡らせています。
もう、無防備極まりないですね(-_-;)。 電流は一方通行でそれぞれの機器に届きます…のはずですが・・・。
家庭内には、電磁波を発生するものは非常に沢山あります。 アース接続する機器はそうだと言えますね。
パソコン、スマホ、ルーター、冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、ドライヤー、洗濯機、ACアダプター、蛍光灯、ダウンライト、電話機、コタツ、ビデオデッキ
など電磁波を出す機器はいくらでもあります。
その他屋外からも、色々な電波(電磁波)などが入ってきますね。 これを遮断するのでなければ、何をしようとアンプまで届いてしまいます。
そう、ここがポイントです。 何もしなければそのままアンプに行くのです(-_-;)。 電源タップと電源コードをノイズ対策すると、少なくとも
数か所の接点間はノイズが防げます。 電源コードを変えると音が変わる、と言われる所以かも知れませんね。
実は、今から50年ぐらい前はその様な心配はあまりなかったです。 パソコンもスマホもない時代で、テレビもブラウン管の時代です。
ですから、当時のオーディオ機器の電源コードにアースのあるのは稀でした。 当方所有のソニー、ナカミチ、テクニクスのデッキも2線。
2トラック38センチのオープンリールデッキも、アンプも2線でしたね。 30万円クラスのハイエンド機でも、コードは固定の物がほとんどでした。
つまり、電源コードで音が変わると言う概念は全くなかったのです。
皆さんお気づきでしょうが、DENONのアンプは全て2線インレットになりました・・・(>_<)。
従来は3Pインレットでしたが、アースは繋がっておらず浮いている状態・・・。
さすがに直だしは考えたらしく、インレットはあります・・・(+_+)。 重量を気にするDENONとしてはどうなのでしょうか・・・。
コストダウンの一環として、余計な物は付けない・・・コードは普通の物、ステップアップするなら社外品をという事なのでしょうか・・・。
しかし、取扱説明書には付属のコード以外は使わないようにとただしてあります(>_<)。
ソニーTA-1120F 1972年 発売時価格138000円
コード直だし・・・(^^♪
サンスイ AU-X111 MOS ビンテージ 1988年
発売時価格40万円の電源コード、直だし・・・(^^♪
DENON PMA-2000 1996年頃 100,000円
歴代2000シリーズの初期の製品・・・(^^♪ アース付き3端子。
DENON PMA-970 1980年頃 200,000円
電源コードは直だし・・・(^^♪
DENON PMA-1500R2 2000年発売 68,000円
アース付き3端子です・・・(^^♪
サンスイ AU-α907iリミテッド 1987年 260,000円
直だしです・・・(^^♪
※ 画像は「オーディオの足跡」様から引用
ほんの一例ですが、かつてオーディオの黄金期において高級機でも電源コードは直だしが多かったのです。 もちろんコードの太さは
異なりました。 価格の時代差だと、現在の100万円クラスに相当する機種でも直だしと言う訳です(;´Д`)。
電源タップに戻ります。
当方引っ越しまでは団地のコンセントが2Pだったので
こちらを購入しました。
OCB-1 DXs 2.0m 税込30,240円。
現在は、先行きの事も考えアースに繋いで使用しています。
コードは柔らかく、非常に使いやすいものです。
コードはオヤイデならではのこだわり・・・。
別売のスパイクを付けたところ。
プラグはこちらが付いています・・・。
下は当方使用中の物。スパイクはステンレス。
この電源タップの良い所は、一体化です。
少なくとも壁コンセントからタップのコンセント出力まで、
安心のできる物です。
ここまでの配線がないと、曲がりにくいコードを使う羽目に
なりかねません(;´Д`)。
何せ昨今のコードは、PCOCCの銅線が製造中止になったせいで、
非常に硬くなる傾向にあります・・・(+_+)。
タップに繋いでいるTUNAMI GPX V2 1.8m は、曲がりません(>_<)。
しかし、頑丈で気に入っています(^^♪。
音が良なるかどうかではなくて、
音が悪くならないのが大事なのですね・・・(*^^*)。