そうである。
音は音波だから、空気で伝わる。
空気の成分は何だろう。組成は約8割が窒素、約2割が酸素でほぼ一定とある。他にアルゴン、二酸化炭素が次に次ぐ。
また空気には重さがある。音はこの空気を通して伝わる。その速度は音速である。
その音波はマイクロホンにより振動が拾われ、電力が発生、これが信号となる。これを逆にしたのが再生スピカーである。
微弱な信号を増幅するのがアンプ(増幅器)である。
音を保存するには、音波であるマイクに入った電気信号を録音機に記録する。磁気テーブに保存するのがテープレコーダーである。
その保存された記録信号を、レコードやCDで盤面に信号を記録したのが、再生メデォアとなる。
アナログレコードは、カッティングの都合でRIAAと言うイコライザを通しアンプに信号が送られる。この際にフイルターを通す。
CDは電気信号を20Hzから20000Hzまでの帯域で、信号を量子化(サンプリング)する。そして再生には逆の手順でアナログに戻して、アンプへと信号を伝送する。
この流れの中で、原音に何らかの手を加えることが、デジタルでは可能。増幅すると共に増加するノイズは処理が可能だ。
多くの場合、録音されたものはオリジナルと同じにはならない。マイクが拾った音、空気は再現が難しい。