使えないのではなく、使わない方が良い。
スピカーユニットの振動部分は経年劣化が激しい。エッジも劣化する。またマグネットも磁力の低下はあるはずだ。
ゆえに、設計時の音(特性)では鳴らない。劣化部分を交換することも可能だが、本来の音は出ないであろう。
昔のスピカーは基本設計が現在とは異なる。
現在はあらゆる角度から分析し、データを取り設計をする。これはスピカーに限らず、
製品ならどれも同じ、時代による進化は否定できない。
それは、振動が少なく静かな車に乗るのと同じこと。旧来の車では窮屈であろうし、快適にとはいかないはずである。
昔のスピカーでは聞こえなかった音が聞こえるようになることもある。
オーディオは趣味の世界だが、進歩は受け止めるのが正しい。