比較的新しい(=近年の)カセットデッキの内部を見てみます。
旧家にある積み上げたビデオデッキの中に、カセットデッキがありました。
ビデオデッキだと思って気が付きませんでした。
それもそのはず、フロントローディング式で、カセット走行のメカが見えません。
外蓋を外してみました。 非常にシンプルです。
カセット部分はCDプレーヤーのような一体型になっています。
発売時価格およそ2万5千円位(1996年発売)。
非表示部分はLEDで、上位機のパネルの流用かも知れませんね。
当時のMDデッキと同じデザインらしいです。ミニコンポ用ですね。
基盤が1ペアと少なく、録音と再生は同じアンプを使っているのが分かります。
CDプレーヤーのようなフロントローディング式のカセットトレイ。
クリーニング用カセットをセットします。
走行中(クリーニング中)。 走行に問題はありませんでした。
95年11月7日の印があります。
音出しはしていませんが、テープを入れてメーターの振れを確認
しました。 大丈夫と思います。
先代のパイオニアのカセットデッキは走行しますが、右側のメーター
が振れず(ランプは点く)分解して調べる必要があり、今回は
止めておきました。
パイオニアのカセットデッキは1970年代の物ですから、
45年位経っています・・・。 動く方が稀と思います。
暇を見て、何とか直したいと思っています。
何と言っても、時代の生き証人ですから(◎_◎;)