トリオKT-1000 1980年 69,800円
オーデイオの黄金期チューナーと言えばトリオかソニー。破竹の勢いでした。
そんなチューナーを2016年頃中古(オークション)で購入しました。
デザインは武骨なものですが、思いの外音が良いのです。噂通り、AM放送も音が良くびっ
くりしました。
暫く使っていなかったのですが、パソコン室から1階に移動し聞くことにしました。
ループアンテナはなかったので、AM放送は銅線を2メートル接続しました。
感度はばっちりでした。
カセットデッキ2台とセレクターも移動。
メインテナンス性を考慮したボード設計。現在では考えられません。
横幅は44センチ。他製品より1㎝~2㎝広いですね。
バリコン。
オーデイオの黄金期は単にオーディオ機器が発展売れただけではなく、
FM放送をエアチェックする機器が売れました。 チューナー、そしてオープンリールデッ
キやカセットデッキです。
レコードが高いのは今のCDと同じで、沢山収集するのはそれこそオタクの範疇。
当該管理人を含め、多くの庶民はエアチェックするしか方法はありませんで
した。
FM放送の帯域は狭いですが、普通に聞く分は何ら問題を感じません。
それ以上の音を求める輩は、そもそもFM放送など聞かないしエアチェックもしません。
オーデイオの黄金期の衰退と同時に、チューナーの販売も廃れていきます。
2012年、オーデイオを構築するにあたりチューナーを探しましたがほとんど見当たりませ
んでした。それで、トリオとソニーの中古を購入した分けです。
※画像はネット及びオーディオの足跡様より引用しました。