クマの一撃で顔の骨が折れ眼球破裂も 2024.7.1
以前にも書いていますが、クマ被害の事実を知って欲しいため今日の報道から
抜粋記載します。 ※河北新報オンラインより
コメントは秋田大学病院・中永士師明センター長
以下は抜粋。
爪と牙の鋭いクマの攻撃はすさまじく、人が受ける力は車がつぶれる交通事故や高所からの転落に匹敵する。患者の傷口から折れた爪が見つかるほどクマは全力を出す。「命に別条はない」というと大したことはないと思われがちだが、別条がないよう何とか治療しているのが実態だ。 ２０人の受傷部位は顔が９割、頭部が６割を占めた。鼻や頬など顔面の骨折も半数いて、一撃で「バキッ」と複数の骨が折れる。３人は眼球が破裂した。めくれた顔の皮膚を戻したり、現場に落ちた鼻を付け直したりしたケースもあった。気管損傷は特に危険で、チューブを入れて気道を確保する処置をした。 襲われる場所は、従来ほとんどが山間部だったが、都市部での被害が急増している。２０人のうち、市街地と田畑を併せた生活圏は７割以上に及び、いずれも７～１１月に集中。中でもピークは１０月（６人）だった。
このような痛ましい事故が起きても、一般には命に別状はないと報道されます。
医師に言わせると、実際は想像を絶するほどの酷い状態のことも多いのだとか。
そんな重傷でも、報道では一律に「命に別条はない」と報道します。
警察的な表現で、多くの国民の誤解を招くことには変わりがありません。
それが大きな誤解になってしまいます。その人にとっては、そんな一言で済まされるよう
なことではありません。 人生そのものが、破壊されてしまうのです。
残念なことは、クマ非出没県が相当数あること。 クマ出没県の現状は伝わりません。
音頭を取るべき国や環境省も、クマに対する認識は高くないのです。
クマは人間と共存はできません。 それはクマなし県が証明しています。
何としても、クマの個体数を減らし絶滅に追いやらなければ安寧と平和は訪れません。
北海道知事が懸念するように、環境省や国は駆除支援金をクマ駆除とエゾシカ駆除を
同額にしています。 クマは最大で450キロ等になります、レベルが違うのです。
残念ながら、国の認識はこの程度なのです。
絵本描きやぬいぐるみ等、クマを擬人化することはつとにお辞め頂きたい。
クマは、クマちゃんと言うレベルの生き物ではありません。獰猛な猛獣なのです。
このまま過疎化が進むと、人よりもクマが多いと言う逆転現象が起こってしまいます。
その果てには、クマなし県まで、勢力を伸ばすようになるかも知れません。
絵空事では済まなくなる、と言っても過言ではありません。