人身被害は8割が生活圏。
※ 画像はNHKさまより引用
せんだっての親子クマ駆除に、全国から役所に700件も抗議の電話が来たそうな。
業務に差し障りがあって困っています。
確かに、何もしなければクマは可愛い動物なのだろう。 小熊なら尚更。
しかしそれは人間と全く同じでしょう。
某国の人民は嫌いじゃなくとも、侵攻して殺略すれば又別の話になります。
クマは絵本や雑誌で愛玩動物に描かれていますが、それは人に危害を及ぼさない場合。
今回秋田県の場合は、そうではなかった。 現在クマによる人身被害は57人。
生死にかかわるような被害も多く起きています。
頭をかじられたり、クマの一撃で頭の皮が10センチもめくれる重傷被害も。
こう言う状態は常に起こり得るのです。
駆除しなければ、またやってくる。クマの執着心は半端ではありません。
クマの出没は秋田県内で2300件を超えています。
4400頭程も生息していて、駆除は600頭余りです。
この数字は決して多くはありません。
犬や猫その他もろもろの動物とは、全く違う動物である事を知るべきでしょう。
クマと共存共栄しようと? それはあり得ない。
そんな生易しい問題ではないのですよ、クマ被害多発地域は。
はっきり言って、山はクマの物ではありません。 そこに生える植物や木もです。
間違っても、クマに優先権があるなんて考えてはいけません。
クマは人間界に不可侵であって、初めて生息できるのです。
4400頭と言う数は、保護の範疇から遥かに超えています。多すぎます。
九州や四国、静岡や茨城千葉など生息域はゼロもしくは減少しています。
絶滅と言っても良いでしょう。 その生育数のなさが、安全な登山や山歩きに
貢献していることを忘れてはいけません。
秋田県では2300件以上が目撃されています。 そんなに入山してやしないのにです。
いつでも誰でも何処でも、クマに遭遇する地域なのです。
クマに襲われても。防御の手段はありません。
クマに人を殺す意思はなくても、死ぬ可能性は非常に大きいのです。
クマはあんたらの考えも及ばない、市街地やら町の中心部に出没しています。
中心部ですよ。 幼稚園もあれば保育園もある、高齢者も多く住む。
そんな場所にクマは現れるのですよ。 顔見世なんかじゃありませんよ。
クマ駆除に反対や抗議するのは、完全に間違っています。
クマに罪はないなんて馬鹿なことを言うのは、現実を知らないからです。
県も地自体もハンターも、利己主義で動くことはありません。
駆除が双方のためになるとして判断、その上で駆除の指令がなされるのです。
誰が好きで命を奪う? 考えてみろよ。
クマ駆除には思慮遠望が不可欠なんですよ。 むやみに殺すことはあり得ない。
闇雲に駆除に抗議する前に、その地域の状況やらをよーく考えることですよ。
可愛そうじゃ駆除は止められません。
駆除に反対するあんたらが、全ての責任を末代までに負うと言うならば別だけど。
クマ出没多発地帯以外の人に、あれこれ言われる筋合いはありません。
もう一度言う、秋田県のクマ人身被害は58人。 今月は49人。
そのうち8割が山じゃなく生活圏。
あんたらの地域は?