木の実の凶作と豊作は繰り返す。
はずなのだけれども、どうなるかは春にならなければ分かりません。
もし豊作になったとしても、安心はできないでしょう。
クマは人間界が餌が豊富で、人間は怖くないと知ってしまいました。
クマの世界も縄張り世界、弱者は山を追われます。
豊作凶作とは関係ありません。
今年のクマ出没や人身被害は異常なことと片付けてしまうと、
良からぬことが起きそうな不安があります。
行政側は、喉元過ぎれば熱さを忘れるような事のないようにしなければいけません。
山のように残った課題を先送りや放り投げたりせずに、真摯に向かい合っていかなければ
いけないでしょう。
間違っても山林はクマの所有物ではありません。
それを管理するのは人間であり行政です。
クマのいない地域のように、誰もが自由に山林に分け入れる。
そうあるべきです。クマ優先や共存共生は無理な話です。
環境省の方や自治体の方は自然保護という看板に惑わされず、住民国民の生活と
安全を優先に行動して頂きたいと考えます。
もう、マタギの文化はありません。 クマはいりません。
九州や四国、茨城県千葉県のような安寧な空間を是非とも構築して頂きたい。
それでこそ過疎化も人口減少も高齢化も防げると思います。
200年や300年後、東北三県は人が居なくてクマばかりのようにならないよう
環境省には努力頂きたい。