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1974年(昭和49年)、かぐや姫の楽曲です。 伊勢正三が作詞作曲しました。
後日、イルカがカバーして大ヒットしました。
楽譜は、全音やヤマハのプリント楽譜でも入手できます。
手元には三種類ありました。
48年前と言えば、新幹線も開業が1964年、長距離は列車の時代でした。
この頃生まれた人は、50歳。(※2024年現在で換算)
誰しもが東京に出てきますが、学生の多くは卒業すると地元に帰って行きました。
地方から集まり、また地方に散っていくそんな時代でした。
なごり雪は、そんな青春の別れを叙情豊かに歌い上げています。
50年前は現在のように交通が発達していませんから、
遠隔地への別れは今生の別れにも等しかったのです。
卒業ソングとしても、広く歌われ続けていると言います。
出会いは一期一会のようなもの、そのはかなさが胸に響いてきます。
「22歳の別れ」は、
この曲を基に作られたらしいですが、人によって色々な解釈ができると思います。
東京では2月ぐらいに初雪が降り、3月ぐらいに名残の雪が降ります。
3月は卒業であり、やがて来る4月は新たな始まりです。
人生は、出会いと別れの繰り返しですね。
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