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1991年(平成3年)、作詞 小嶋 登 作曲 坂本浩美の楽曲です。
両者とも、埼玉県秩父市立影森中学校の教員でした。
作詞の小嶋 登は校長、坂本浩美(旧姓現高橋))は音楽教諭でした。
教職員による卒業生へのサプライズとして歌われたが、
校長は定年であり最初で最後の披露であった。
しばらくは影森中学校だけの合唱曲だったが、
その後広く世に知れ渡ることになる。(※ ウイキペディア様より引用)
当然ながら、筆者はこの曲を知りませんでした。
先般初めてこの曲を聴き、深く感動しました。
小嶋 登は2011年80歳で逝去、高橋浩美は2022年定年退職されました。
1991年その頃生まれた人は、33歳。
この当時中学3年で卒業した人は、48歳になっているでしょう。
誰かのために詩や曲を作るなんて、素晴らしい。 しかも自校の卒業生のために。
旅立つ卒業生は、二度と戻ることはない。
一期一会の大切さを、教えたかったのでしょう。
ふと、
教員になろうとした昔の中学生の私に被りました。
そう、中学生の頃、母校には熱血漢の先生がいました。
美術の先生や地学の先生たち。
あの頃はあの先生たちがいたから、私は先生になろうと思っていました。
奇しくも教員の道はあきらめたけれど、もしそうでなければ
地学か国語の先生になっていたかも知れません。
そんな、遠い遠い昔を思い出しました。
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