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楽譜が脱走してしまったので、取り敢えず見つかった一枚と
ネットからダウンロードした無料楽譜をプリントアウトしてカナ振ることに。
三ページなので作業は2時間くらいで終了。
見つかった一枚とダウンロードした楽譜は微妙に違いがありました。
一枚目が見つかった楽譜。二枚目、三枚目はダウンロードした楽譜。
一枚目は、音符と音符の間隔が狭く、カナ振りは大変。
左手のパターンは二十種類くらいのパターンで、非常にめんどくさいです。
恐らくにノクターンやらない人は、この面倒くささで放り投げるのだと思います。
フラットが三つの上に臨時記号が頻繁に出てきますので、
初見や暗譜で覚えるのは大変だと思います。
はっきり言って無駄と思います。 カナ振りしましょうね、
見栄で覚えるものじゃありませんから・・・。
実は、この和音。手の小さい人には弾きずらい
(押さえにくい)和音が少なからず出てきます。これもやだな・・・。
ノクターン、メロディーラインを粗雑に棒弾きしてしまうと
ノクターンじゃなくなってしまいます。Andante(♪132)にこだわると、
ずんちゃっちゃノクターンになっちゃいます。音の伸ばし方走り方は、
創意工夫が必須な曲です。そういう意味ではとてつもない難曲です。
不二子ヘミング氏のノクターン、分析すると不可能なくらいに緻密です。
左手の音量、右手の溜め・・・、独特でありかつ詩的な響きです。
CDも含め数十人以上のノクターンを聞き比べていますが、
響き(録音)も含め、参考になるのは数えるほどしかないのが実情です。
もう、弾く人によりまるで違って聞こえます。同じ楽譜なのに・・・。
それが、ピアノの怖いところです。
これ、弾くのに十年かかるかも・・・。
生きている間に覚えないと・・・。
<追記>
一応弾いてみたんだけど・・・。カナ振りがめちゃくちゃ間違えてて・・・。
焦ってやるとこんなもんです。(拡大して見ないで下さい)
ふつーに練習する音量だと、全く音が響かずがっくり来ます。
あーっ、早く本物のピアノが欲しいぞーっ。